春甘いものは疲れに効く!?ホント!?
甘い食べ物を食べると疲れが取れる。そんな話、聞いた事がありますでしょうか。確かに、すごく疲れている時は甘い物が食べたくなったりします。しかし、本当にそうなのでしょうか!?
今回は「甘い物を食べると疲れがとれる伝説」について迫ってみたいと思います
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甘い食べ物を食べると疲れが取れる。そんな話、聞いた事がありますでしょうか。確かに、すごく疲れている時は甘い物が食べたくなったりします。しかし、本当にそうなのでしょうか!?
実はその話には誤解も多く含まれています。
調べればすぐわかることなのですが、その秘密は意外に簡単なもの。いったいどう言うことなのでしょうか。
皆さんはブドウ糖と言う言葉を聞いたことがありますか?ブドウ糖は、人間をはじめ、多くの動物や植物にとっても生きるエネルギーの元になる重要な存在。
甘いものに含まれるこのブドウ糖は脳のエネルギー源にもなります。甘いものを食べてこのブドウ糖を摂取すれば疲労感がやわらぎます。なので、「甘い物を食べると疲れが取れる」と言う噂は本当とも言えます。しかし、それは一時的なものであり、食べすぎは逆に疲労感を増してしまうことになります。
甘いものを食べすぎて、血糖値が上がると体はある反応を起こします。血糖値を下げようとインシ
ュリンを必要以上に分泌するのです。過剰にこの反応が起こると、低血糖症になる可能性も出てくるのです。さらにまだ問題が…。
糖質をエネルギー変えるためにはあるものが必要となります。
そのあるものとはビタミンB1。糖質を過剰摂取するとビタミンB1が不足します。結果、疲れやすくなると言う事に…。
むむむ、なかなか単純ではないのですね、私たちの体。大事なのは、あたりまえですがバランスの良い食事。どれかに偏るのでは無く、ビタミンB1も、ブドウ糖も、バランスよく取りましょう。と言うわけで、今回は「甘いものと疲れの関係」でありました。【つみれ】
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