フリーズドライ製法とは何のこと!?
フリーズドライという食品加工法はカップめんや、スープ、コーヒーなどでおなじみですよね。食品パッケージの裏を見ればよく「フリーズドライ」と言う文字を見つけますが、いったいどんな加工法なのでしょうか!?
今回は簡単、保存に便利、おいしいの三拍子そろったこのフリーズドライ製法について調べて来ました。
フリーズドライという食品加工法。食品パッケージの裏でよく見かけます。いったいどんな製法なのでしょう。
フリーズドライは、正確には真空凍結乾燥法といいます。
その歴史は意外に長く、元々は昭和30年代の南極探検隊、そして自衛隊など、過酷な状況での保存食として使われて来ました。しかし、みなさんが実際にフリーズドライに触れる機会があるとしたら、コンビニなどで見かけるたまごスープなどですよね。カップラーメンのカラカラに乾いた具もフリーズドライです。
それでは、いったいどの様にこの「カラカラの具」は作られるのでしょうか。
さっそくその工程を追ってみました。わかりやすく順番に書いてみましょう。
1.しっかり洗浄、加工した元となる食品を専用の容器(パットの様なもの)に入れ、-20度から-30度の低温で凍結。
2.真空凍結乾燥機に入れる。減圧、高真空状態にする。この工程で一気に乾燥。その後、真空凍結乾燥機から出して、分量を量り、包装する。
3.出来た製品の品質検査が行われる(1~3回ほど)。出荷の準備が完了。
4.店頭に並ぶ。食卓に上がり、お湯や水で元にもどる。
と、簡単にですが作り方を書いてみました。難しいことをしている様ですが、作業の流れをマニュアル化しているので、時間的にはそんなに手間がかからない便利な食品とも言えます。
肝は真空凍結乾燥機です。ちなみにこの真空凍結乾燥機、気になるお値段の方は、500万から1500万円位します。家庭で購入するにはかなり敷居が高いですね(笑)
さて、そんなフリーズドライですが、一体何が優れているのでしょうか。またまたざっとあげてみようと思います。
1.栄養価のがほぼそのまま。
熱の影響をほとんど受けず、栄養価が大きく崩れない。
2.常温保存が出来る。
賞味期限は大体一年ほど(食品によって多少違います)。
常温で保存出来るから保存食にも便利。
3.復元が簡単。
基本的な復元のしかたは、乾燥した食材にお湯を注ぐだけ。最近は水で戻せる食品やそのままたべられるものまである。
4.風味がほぼそのまま
一気に真空状態で乾燥させるため、余分な水分だけを昇華する。味や風味、香りがほぼそのまま。
5.持ち運びが楽
水分、空気が含まれないため、とても軽く、そして小さい。キャンプや登山などに便利。
以上の点から、フリーズドライはやはりとても優れた製法と言えますが、最近はこんなものまでフリーズドライに!?と言ったものまであります(その2へ続く)。
→フリーズドライその2へ →はにゃりもトップへ