自転車のブレーキについて語る
自転車は日常で私達が乗る機会の最も多い乗り物です。今日はそんな自転車のブレーキについて
語ってみました。
ブレーキは消耗品、実はあなたの自転車はすでに危機にさらされているかもしれません。ワイヤーの交換時期、修理、調整、調節方法、音など、今日は経験談を元に「ブレーキ」の重要度について語ってみたいと思います。
唐突ではありますが、今日は日常でも最もよく乗る乗り物、「自転車」のブレーキについて語ってみたいと思います。
なぜ今自転車のブレーキについて語るかと言いますと、自分自身自転車のブレーキで危険な目にあったことがあるからです。
自転車のブレーキはワイヤーから出来ています。ハンドルブレーキを握ると、そこからワイヤーをつたって直接タイヤに摩擦型のブレーキをこすりつけ、そこでブレーキがかかります。しかし、そのワイヤーが消耗品で交換が必要なことはあまり多く知られていません。
自分自身、くだり坂でブレーキが急にきかなくなり、あと一歩で大事故というところまでといった経験があります。その時は前ブレーキがほぼきかなくなり、後ろブレーキで事なきを得ました。
みなさんはどちらかかたっぽだけのブレーキを多用することはありませんか?携帯電話を持ちながら。傘をさしながら。片手運転をするケースは数多くありますが(※どちらも条例違反ですが、実際多く見かけます)、そのたびに片方だけのブレーキを使っているかと思います。
自転車のブレーキは本来両方のブレーキで完全に機能するため、片方だけのブレーキを多用すると、片方だけのワイヤーが消耗します。消耗を続けると、気がつかないうちにワイヤーが切れて、大事故につながるといったことが少なくありません。あえて言いますが、自転車のブレーキを信用してはいけません。
それではどうやってブレーキの消耗を判断、対処するのか。
大抵の場合、ブレーキが悲鳴をあげます。一番一般的な例は、「握りが深くなる」ことでしょう。ブレーキレバーを深くまで握らないとブレーキがかからなくなること、経験ありませんか。これはワイヤーがのびているために起こる現象ですが、切れかけの場合もあります(自分の場合もこれでした)。
また、キーキーと異常にうるさい音を上げる場合もあります。これはブレーキのタイヤに触れる部分の消耗や、そこの角度がおかしくなっているために起きるものです。ほうっておくとブレーキに大きな負担をかけ、ワイヤーの消耗を早めます。あまりに音がうるさいと周りの人もびっくりしてしまいますしね。
これらの場合はすぐに自転車屋さんで見てもらいましょう。ワイヤーに問題が無い場合は「ブレーキのしめなおし」で改善します。調整、調節に数分、料金はだいたい数百円くらいですみます。そして切れかけの場合はワイヤー交換になります。自転車屋さんによりますが、この場合修理時間は1時間程度、代金は1000円~3000円ほどです。そんなに高くはありませんので、異常を感じたら絶対にすぐ自転車屋さんに行ってください。たったこれだけのことであなたの命が救われることもあるのです。
もちろん、異常が無くても定期的に自転車屋さんで点検してもらうことが重要です。今日は気になる自転車のブレーキについてでした。【でんすけ】
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