中学生日記の終了とAKB伝説

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●中学生日記がついに終了!

等身大の中学生の悩みや生活にスポットを当ててきたドラマ、中学生日記がついに幕を下ろすことになりました。放送終了予定は2012年、3月。1962年放送開始の長寿番組。終了の裏には何がある??と言う訳で今回は中学生日記終了について語ってみました。

中学生日記が終了!TV視聴者離れとAKB伝説!?

NHKのティーン向けドラマ「中学生日記」が長年続いた歴史に幕を下ろすことになりました。同番組の放送開始は1962年。意外に長寿番組だったんです。竹下景子、森本レオ、伊武雅刀など今まで数々の俳優がこの中学生日記から飛び出して行きました。長年放送していただけにファンも数多く、切ない恋愛、辛辣ないじめ、受験や部活など等身大の中学生を描いて来たこの「中学生日記」ですが、いったいなぜ終ってしまうのでしょう。

●終了の原因

「肝心の中学生が見なくなり、継続は困難と判断した」。終了の原因を関係者はこう語ったそうです。「中学生の、中学生による、中学生のための番組」と言う番組コンセプトを維持できなくなった。関係者はそれが一番の原因とのこと。

確かに最近の同番組はオープニングをアニメ風にしたり、内容をオタクよりにしたり、何年も変わらなかった制服を変更したり、SEE48(AKB48) の松井玲奈を出演させたり、人気獲得に向けやっきになり、迷走していたように思います。この迷走の裏には「中学生の心をつかもうとすればするほど離れていく」と言う悪循環があったのでしょう。制作者の安易なテコ入れが、逆に視聴者に媚びてしまったように感じます。それが結果的に固定ファンを離れさせてしまったのでは無いでしょうか。近年の若者のTV離れは何もこの番組だけではありません。それは理由にならない気がします。「笑点」のように独自の路線をマイペースにいけばきっとファンも離れなかったでしょう。しかし、ここには大きな問題があります…。

制作者は何も「固定ファン」に向けて作ってるわけじゃないのです(爆)

固定ファンとは大人の人たちが大半で、近年のアイドルの低年齢化の様影響されてか、同番組の出演者を「アイドル目線」で見るのが目的であることがほとんど。制作者がその現象を望んでいないかぎり、やはり終わる運命だったのかもしれませんね。とは言え同番組の舞台、名古屋つながりでSKEの人気メンバー松井玲奈を出すあたりが「大人の固定ファン」を意識しているのは明確…。やはりスタッフはどっちつかずで迷走していたんだろうな。ちなみに松井玲奈の回は個人的にはわりと面白かったので、テコ入れが成功したようにも思えたのですが…。

多分これは関係ないとは思いますが、近年「AKB48が関係すると終了する」と言う伝説がネット掲示板中心にひそかに話題になっているそうです。同じく中学生向けの雑誌、「ラブベリー」はこの春からAKBのメンバーが出演、なぜかそれまで同雑誌を支えて来たモデル達が次々やめていくと言う自体が勃発。結果的に「ラブベリー」は廃刊になってしまいました。他にもグラビア雑誌「ピュアピュア」も同じ様な流れで廃刊。そして今回の中学生日記…。もちろんどれも因果関係があるとは言い切れませんが、中学生日記に関しては長年続いてきただけに、ちょっと寂しい気がします。今回は中学生日記終了とAKB終了伝説についてでした。【でんすけ】



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