けいおんの使用楽器は何なのか？
アニメ「けいおん」がヒットしてからしばらく経ちますが、意外に知られていない彼女達の使用楽器。名前くらいはすぐに調べればわかりますが、その音は本来どんな音なのか？どんなシチュエーションで使われてきたのか？気になりませんか！？そんなあなたのためにすかさず調べてまいりました。今回もかなりマニアックなところまで突っ込みます（爆）
■平沢唯（ギター）
Gibson 50s Les Paul Standard Faded （ギブソン レスポールスタンダード）
平沢唯が持つエレキギターは、フェンダーストラトキャスターとならぶエレキの人気者「ギブソン レスポール」です。
52年に登場し、あっという間にロックシーンの主役になりました。
特徴はハムバッキングピックアップから繰り出される甘く太い音。ロックをするためのギターと言っても過言では無く、ギターソロでは他の楽器を食い尽くすほどの存在感を示します。一方クリーントーンはやや不得意（ハムバッキング全般に言える事ですが）。
フェンダーの繊細なトーンよりも豪快に責めるタイプのギターです。ギター本体も結構な重さ（5キロに迫るものもしばしば）なので、小柄な彼女が持つには少々重いギターです。
ロックマンガ、「BECK」のスーパーギタリスト竜介も持っているだけあって見栄え的には映えるギターと言えるでしょう（彼のものは100万円積んでも買えない超高級ビンテージですが）。
扱いが難しいギターに見えますが、実はそうでもないのです。重ささえ耐えられれば、弾き易いネックに音の伸びもあるので、適度なごまかしが効き、初心者にも扱いやすいギターと言えます。逆にテレキャスターなどのギターは軽いですが、音の分離が良すぎて初心者にはごまかしがきかない、扱いが難しいギターのようです。
本来とても高価なギターです。新品でも余裕で20万以上しますが、ビンテージ物になると100万越えもザラです。日本では奥田民生の使用ギターとして有名です（最近の彼はシングルコイルP90搭載のスポール スペシャルを主に使用）。
彼女のモデルはおそらくGibson 50s Les Paul Standard Fadedではないでしょうか。
Faded(フェイデッド)シリーズは従来のモデルの塗装やパーツに安価なものを使い、コストパフォーマンスを図ったモデルですので、高校生の彼女でも背伸びすれば買えるモデルです。
しかしロックの歴史に刻まれた名ギターも、彼女が持つとどこかすっとぼけていて、それが逆にかっこよく見えたりしますね（笑） 【でんすけ】(秋山澪 使用楽器へ続く)
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