映画 源氏物語 千年の謎について

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映画「源氏物語 千年の謎」を見た

映画「源氏物語 千年の謎」は2011年12月10日公開の映画です。監督は鶴橋康夫。出演は、生田斗真(光源氏)、中谷美紀(紫式部)、窪塚洋介(安倍晴明)、東山紀之(藤原道長) 真木よう子、多部未華子、芦名星、蓮佛美沙子、室井滋などです。日本史上に残る「源氏物語」をベースに映画化したもので、今までに映画化された「源氏物語」とはかなり違うようですが、一体どんな作品になっているのでしょうか。今回は映画「源氏物語 千年の謎」について率直な感想を書いてみたいと思います 。

映画「源氏物語 千年の謎」を見た。その2。

(→その1から続く)

●率直な感想

まず印象に残ったのが映像の美しさ。淡くてざらざらしながらも繊細な色合い。豪華でカラフルなセット。本当にこんな世界があったのかと思うとちょっとドキドキしてしまいます。衣装や建物のひとつひとつにも制作者の気合いが感じられました。

肝心のストーリーですが、原作にあるとおり「美しさ」と「ドロドロの恋愛関係」の応酬。予備知識なしになんとなく見ると、あっという間において行かれてしまいます。

女性からしたら光源氏の気持ちを理解できるかどうかでストーリーの受け取り方が大分違うと思います。しかし、そんなことはこの映画ではナンセンス。

ひたすら美しい男と女が美しいセットの中で舞う

これがこの映画のすべてでしょう。ハードなエロはありませんが、十分に濡れ場の雰囲気が出ているので、大画面で見るとちょっとはずかしいほど。

一方で興味の無い男性が見ると退屈な映画かもしれません。からみあう伏線やストーリーを期待すると肩すかしをくらいます。先ほども言いましたが、

ひたすら美しい男と女が美しいセットの中で舞う

をひたすら楽しむ映画です(笑) そう言う意味では映画館じゃ無くてもブルーレイを購入して部屋で流しておくと言う見方も有効かもしれません。大きめなテレビで見ると自宅が豪華な奥屋敷に見えるかも…。それにしても生田斗真、ソロで濃い役が増えてきたなあ。このままいくと「こころ」の先生とかも演じそうだな。【でんすけ】



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