大地震時の連絡方法

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「東北関東大震災。混乱した連絡網」

2011年、3月11日午後 2時46分ごろ、マグニチュード 9.0 を記録する非常に大きな地震が発生した。その名も東日本大震災(東北地方太平洋沖地震)。場所は東北地方太平洋沖。
日本において史上最大規模の地震であり、その情報は世界的にも報道され、経済的にも大きな影響をもたらした。そんな中、機能した連絡方法と、機能しなかった連絡方法がある。今回はそんな地震時の連絡方法を考察した。(※現在一部の情報のみ。まだ全容はわかっていません。続報に注意して避難して下さい。)

「東日本大震災で機能した連絡方法」

●東日本大震災 有効だった連絡手段、使えなかった連絡手段。
(※まだ全容はわかっていません。続報にご注意して避難して下さい。※NHKニュースへ

2011年、3月11日午後 2 時 46 分ごろ、三陸沖を震源地とするマグニチュード 9.0 を記録する非常に大きな地震が発生した。日本において史上最大規模の地震であり、地震の観測が始まった明治以降でも最大。マグニチュード 9.0は世界でもほとんど類を見ない大きな数字として、その情報は世界的にも報道された。経済的にも大きな影響をもたらし、アメリカ、ロシアなど各国の代表が日本を援助するとの声明を発表。現在でもまだ全貌は明らかになっていない。(※現在一部の情報のみ。まだ全容はわかっていません。身の安全を確保して適切な対応をして下さい。)
こんな中、ほとんどの電話が不通となり、多くの人々を混乱に陥れた。携帯電話はdocomo、soflbank、au (※auにいたっては海底ケーブルに損害があったとも)ともにほぼ全滅。部分的には使える人もいたが、有事におけるまともな連絡手段とはなり得なかった。携帯メールも同様で、送ってから届くまでに数時間~数十時間を要し、使う人をやきもきさせた。

こんな中、ほぼ通常と同じように使えた連絡手段とは何だったのか。
まずツイッター(twitter)はほぼ機能した。多くの人が情報を共有し、NHK広報局公式アカウント地震速報(earthquake_jp)ではリアルタイムで常に最新情報を流し続けた。
個々の人たちに具体的に有効だったのは、自分のツイッターのアドレスを一度家族や友人に知らせ、あとはそれを見ればいつでも無事を確認できると言う使われ方(元々アドレス知っていればなお有効)。電話で連絡のつながらない家族や友人に自分の無事を知らせる機能を大いに果たした。

また、インターネット電話、スカイプも有効だった。iPhoneなどのスマートフォンに対応していたことから、スマートフォンで常にログインし解放して連絡を取り合う方法が使われ、ほぼ電話と同じ使い勝手さを発揮。電話でつながらない家族や友人との連絡手段たりえた。
これらはいずれも地震時のインターネットの強さを証明することになり、同時に従来の電話回線やそれに付随する携帯メールなどの脆弱さを露呈した。これについては堀江貴文、東浩紀など多くのフォロワーを持つその筋の著名人をも感心させた(両者のツイートから)。
また、Googleのメールサービス「Gmail」も比較的つながりやすく、多くの人が利用した。

一方良いことばかりでは無い。ツイッターでは情報源が不明な情報があふれ、それをリツイートして拡散する人も多数現われ、場を混乱させることとなった。これにおいては、ツイートする人、受け手両方の情報選択能力が試され、今後も課題となる部分だろう。スカイプもインターネット回線を少なからず使うことになり、その負担が懸念されたが、電話回線を使うよりは有事の負担が少ないとの意見もあるので未だ微妙なところである。
今回の事態では、有事においてインターネット回線を持ち歩くことが有効と言う点でもスマートフォンの普及を後押しするに違いない。状況はいまだ安定していないので、まだ最新の注意して身の安全を確保して頂きたい。(※現在一部の情報のみ。まだ全容はわかっていません。続報に注意して適切な手段を取ってください。)【井出】



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