ミネラルウォーターを「今」考える
ミネラルウォーターとは、複数のナチュラルウォーターをブレンドしたり、含まれるミネラル分を調整したものを言います。2011年、3月11日の震災以来、水に対しての意識が高まっています。東京でも一部の地域の水道水からセシウム137等の放射性物質が検出されたことから、水道水の代替えとしての「ミネラルウォーター」が注目を集めつつあります。今回はそんな「ミネラルウォーター」についての考察、通販での注意点、そして今後注目されるアジア産の水にも触れてみたいと思います。(一番下にカテゴリリンクがあります )
●ミネラルウォーター 通販での注意点
ミネラルウォーターを通販で買う人が増えています。何も考えず買う人はいないかと思いますが、ここで通販での注意点をあげてみたいと思います。まず、ミネラルウォーターにはラベルに硬水か軟水か、硬度などが書かれています。通販ではそのラベルを見れるわけではないので、こちらも事前に調べておく必要があります。ここで注目すべき点は「軟水か硬水か」です。
軟水か硬水かを決める硬度とは水にわずかに含まれるカルシウム (Ca)、塩やマグネシウム (Mg) 塩、などのの濃度をある規準にしたがって表現したものです。硬度の高いものが硬水、低いものが軟水とされています。日本で親しまれているのは軟水、硬水よりも飲みやすく、乳児の粉ミルクとしても使えるものがほとんどのため、子供はもちろん、大人でも出来れば軟水を購入したほうが無難でしょう。一般的基準で、
~100が軟水、100~300が中硬水、300~が硬水です。
日本で親しまれているミネラルウォーターは軟水がほとんどですが、ヨーロッパの水は硬水が多く、知らずに大量に買った水が硬水だったと言うこともよくあります。もちろん硬水が駄目と言っているわけではありません。肉料理の多いヨーロッパで愛飲されていることから、ミネラル補うと言う点で人気。硬水の方が体に合うと言う人も沢山います。しかし、料理や飲料、その他生活で使う水としては「無難」に越したことはありません。なので最初に通販で目に見えない商品を買うなら「軟水」からがおすすめです。慣れてくれば硬水もありですが、粉ミルクとして使うのは避けましょう。
日本でスーパーなどで買う場合は裏のラベルを見ることが出来るため、迷うことはないでしょう。通販でラベルが見えない場合はしっかりと調べてから買いましょう。有名な外国産ウォーターは以下の通りです。最初の通販におすすめの水は硬度の低いクリスタルカイザーかボルヴィックでしょう。
●国内で手に入る代表的ミネラルウォーター
水名 |
軟水or硬水 |
注目点 |
エビアン |
中硬水 |
フランス産。硬度293 飲み安い中硬水。すでに慣れているなら購入もありか |
クリスタルカイザー |
軟水 |
アメリカ産。硬度38 比較的低い硬度 |
ボルヴィック |
軟水 |
フランス産。硬度61.6 ヨーロッパではめずらしく軟水 |
ヴィッテル |
硬水 |
フランス産 硬度309 硬度が高め ミネラル豊富 |
コントレックス |
硬水 |
フランス産 硬度1468 硬度がひときわ高い。その分ミネラル豊富だが初めての人は注意が必要か。 |
有名なヨーロッパ産やアメリカ産に比べ、アジア産は軟水が多いのでこれから注目されていくでしょう。一番下のカテゴリリンクからアジア産についてのページに行けます。興味がありましたら是非。【井出】
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