ダニ対策 基礎知識

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ダニ・カビ対策の不思議

普段生活していく上でどうしても避けては通れない、ダニとカビの問題。現在日本人の3人に1人はアレルギーに悩まされているといいます。その中にはダニやカビが影響していることも少なくありません。今回はダニ・カビの効果的な対処法を探ってみました。要点をまとめ、見やすくなるよう心がけました。気になる部分だけでも参考にしていただければと思います(一番下にカテゴリー別リンクがあります)。

ダニ対策 基礎知識

ダニはどのような場所を好むのでしょうか。その条件を上げてみましょう。

・高温多湿である
ダニの好む温度、湿度は私達が生活する環境とほぼ一緒と言えます。温度にして20~30度。湿度は60~70%くらいです。これらはあくまで好むと言う点においてであり、 生息出来る環境となればさらに広く、温度にして10~35度。湿度は50~90%にも対応しています。
ダニは卵から幼虫、成虫と成長していきますが、幼虫は低湿度(30~40%)には弱いのが特徴です。

・エサが豊富である
室内のダニが好むのは人間のフケ、アカ、植物の花粉などです。ペットから出るフケやアカも好物ですので、人間やペットの暮らす家はまさに理想の環境と言えます。ちなみにカビなども食べます。

・ 潜伏できる場所がある
室内に住み着くダニのほとんどは光が苦手です。潜伏先はじゅうたん、ソファー、枕や布団など。光が当たらない場所に逃げるので、必然的に掃除機やぞうきんで除去しづらい場所に潜り込みます。この変がダニが厄介だと言われるポイントでしょう。


これらがダニが好む条件ですが、どうでしょう?いかに人間の生活環境がダニにとっても好ましい場所だと言う事がお分かりいただけましたか。ダニの被害は時代とともに変化し、吸血性のイエダ二、人に寄生し感染症をも発症する可能性があるヒゼンダニなどが恐れられています。 また、犬に寄生するマダニもかなりの数が生息しています。

ダニの多くは目に見えないほどの大きさですが、中にははっきりと目で確認できるものもいます。コンクリートや窓際などで見かける赤いダニ、皆さんも見たことありませんか?あの赤いダニはタカラダニの一種、「ハマベアナ タカラダニ」です。もし室内で見つけた場合、つぶすと赤い体液の色が付いてしまうので、掃除機で取りましょう。いずれにせよ私達人間にとって不快な存在のダニ。次のページでその対策法を見てみましょう。



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