高齢出産とは
今の時代もはや当たり前となっている高齢出産ですが、高齢出産は年々増え続け、現在では妊婦の2人にひとりが30歳以上で出産しているそうです。しかし、赤ちゃんが欲しい時にすぐに妊娠するとは限りませんし、無事に出産するにも高齢のほうが問題が起こりやすくなってしまうと言われています。今回は高齢出産について専門書、経験談を参考に調べてみました 。(一番下にカテゴリー別リンクがあります)
不妊症について
避妊しない状態で2年以上妊娠しないことを不妊症としているようです。
不妊症の検査や治療にはとても時間がかかってしまうので、日ごろから、きちんと基礎体温を測り、排卵があることを確認しておくのが良いと言えます。
基礎体温をきちんとつけていれば、少し変化があったときにすぐに気づくことが出来ます。自分の体のことですから自分が一番気にしていないといけまんせんよね。
半年から1年以上妊娠が確認出来ない時は受診をした方が良いでしょう。生理不順や生理痛、不正出血などの症状がある場合も早めに診てもらった方が賢明です。「なんか少し変だけど、まぁいいか」ではいけません!
すでに書きましたが、検査には時間がかかりますので、遅くなるほどに、ますます妊娠しにくくなる確率が上がってしまいます。ですので、後回しにせず気付いた時にすぐ受診することが大事です。
不妊治療について
不妊治療について大きく分けると、一般治療と高度治療の2段階に分けることガできます。
原因を知るためにいろいろな検査を受けることになる場合がほとんどで、その検査にはおおむね2、3ヶ月ほど時間がかかるようです。
不妊の原因は卵管障害、排卵障害、子宮内膜症などが多いとされていますが、だいたい2年くらいが一般不妊治療の目安と言われています。2年たっても検査結果に異常がなく、不妊の原因が不明な場合は他の方法に移行するケースもあります。
体外受精(通常は体内で行われる受精を体の外で行う方法)などの高度不妊治療も視野に入れる人もいます。他に人工授精・ギフト法など様々な方法があります。
人工授精は人為的に精液を生殖器に注入することで妊娠状態を目指す方法で。成功率は5~10%の確率と低めですが、妊娠した人の約半数が6回以内に妊娠しているようです。
そしてギフト法。これは一度取り出した卵子と精子を戻す時にお腹に孔(あな)をあける必要があり、全身麻酔をかけなくてはならないので、負担が大きくなるのですが、より自然な状態で高い妊娠率が期待できるというメリットもあるようです。
一方、体外受精の一種で顕微受精というものもあります。顕微鏡を使用して人の手で受精させ、その後は人工授精と同じように子宮内に戻して着床させる方法です。
体外受精で生まれてきた赤ちゃんは、すでに1万人を越えているというデータもあり、妊娠の確率は20~25%と言われています。年齢が高くなるほど成功率が低くなるようです。
様々な方法を紹介しましたが、どの方法も、やはり年齢が高くなるにつれて成功率は低くなると言われているようです。やはり、自分の体の状態をお医者さんに見てもらってからの決断が必須でしょう。次ページでは高齢出産時の身体の症状などに触れてみます。【つみれ】
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■高齢出産 基礎知識 | ■不妊症 不妊治療について |
■高齢出産時の身体の症状などについて | ■出産時の注意点へ |
※出展 ・北川道弘著「いつまで産めるの?わたしの赤ちゃん」・wikipedia | |
参考インタビュー ・高齢出産経験者 駒井晴香さん ご協力感謝します!! |