高齢出産とは
今の時代もはや当たり前となっている高齢出産ですが、高齢出産は年々増え続け、現在では妊婦の2人にひとりが30歳以上で出産しているそうです。しかし、赤ちゃんが欲しい時にすぐに妊娠するとは限りませんし、無事に出産するにも高齢のほうが問題が起こりやすくなってしまうと言われています。今回は高齢出産について専門書、経験談を参考に調べてみました 。(一番下にカテゴリー別リンクがあります)
通常の出産と高齢出産では妊娠時に違った症状が出るのでしょうか?
つわり
妊婦の約8割の人が体験しているつわりですが、高齢出産だからといって症状に違いが出るわけではないようですが、精神的なものが強く影響してしまうようなので、音楽を聴いたりしてリラックスすると良いそうです。周りの人も協力して不安やストレスを減らしてあげるといいですね。
痛み
妊娠中は子宮が大きくなるため、お腹の張りや痛みが出てくるそうですが、これは生理的なことなので心配要らないようです。出血を伴った痛みや、激痛などは病的な痛みは、卵巣が腫れていたり、子宮外妊娠、または妊娠に関係ない病気の場合も考えられるそうなので、少しでもおかしいと感じたらすぐに医師に相談するべきでしょう。
むくみ
妊娠後期になるとむくみの症状が出やすくなるようですが、これは下半身の血管抵抗が高くなり毛細血管への決行が悪くなるために起こるもので、横になり足を高くすると自然に治るようです。しかし、なかなかむくみが治らず、急激に体重が増えたりする場合は妊娠中毒症や、一週間に500g以上体重ガ増えた場合には、潜在浮腫の可能性も考えられます。中毒症の発生率の高い高齢の方は、むくみや体重の増加にも注意が必要です。
特に高齢で、高血圧症、腎臓病、太っている人、アレルギー体質の人は妊娠中毒症になりやすいのでさらに注意が必要と言えます。
出血
出血は異常な状態のしるしなので早急に受診が必要です。特に高齢の方は流産率が高いようなのでさらに注意しましょう。妊娠初期の出血には、流産、子宮外妊娠、胞状奇胎、の異常が起こりやすく、
妊娠後期の出血には、早産、前置胎盤、胎盤早期剥離などが起こりやすいようです。どんなに小さなサインも見逃さないようにしないといけません。また当たり前のことなのですでにご存知かと思いますが、妊娠中には普段飲んでいる薬も要注意です。薬によっては流産や死産の原因にもなってしまうようなので、飲む前に医師に相談しましょう。私の知り合いの妊婦さんもその点に気をつけて妊娠してからは全く薬を飲んでいませんでした。妊娠以外の病気で診察する時も妊娠していることを言っておいたほうがいいと思います。
次ページでは出産時の注意点について触れてみたいと思います。【つみれ】
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※出展 ・北川道弘著「いつまで産めるの?わたしの赤ちゃん」・wikipedia | |
参考インタビュー ・高齢出産経験者 駒井晴香さん ご協力感謝します!! |