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キンカジュー! 黄金のニューフェイス

キンカジュー。いったいどんな生き物?
キンカジューPhoto by wikipedia
最近、キンカジューと言う生き物が口コミ、テレビなどでかわいいと評判になっています。キンカジューは茶色とも金色とも呼べる色、長いしっぽ、いたちにも猿にも似た可愛い顔で最近人気の動物です。

夜行性で、活発、人間には比較的なつきます。野生のキンカジューは木の上で生活しているため、ペットとして飼う時はハンモックなどを用意することが多いです。ハニーベアーとも呼ばれます。(いったい何科だよって感じですね笑)

バナナや果物を好むなど、人間と近い食生活のため飼育はしやすいようです。植物系の雑食ですが、時には虫なども食べます(まあ、猫も虫食べますけれども)。

実は発見された時は猿の一種だと思われたほど、分類の難しい顔をしています。個人的にはいたちに似てるなと思いました。そして、アライグマ科のため、手が発達していて、食べ物を手で持つ様子はまるでアライグマの様ですね。フェレットの様にしなやかで、猫の様に愛らしく、アライグマの様に見ていて面白い。そう考えるといろんな生き物の愛される部分を併せ持つ生き物と言えるでしょう。驚くことに、手は人間にそっくりです。指紋まであります。人間の要素まで持っているとは…。手相で占いまで出来そうです(爆)

値段・飼いかた
気になる値段はペットショップで大体15万~30万円くらい。血統書付きの犬と同等か、少し高いといったところでしょうか。繁殖も可能で、特大ドッグゲージがあればペアで飼育できます。決まった繁殖期は特にありません(逆に言えば1年中繁殖可能です)。 最初はあまり飼い主になつないかもしれませんが、餌で釣ることで徐々になついてくることが多いので、根気良くコミュニケーションを。人間になれるとそのうち手からもバナナを食べるようになります。時にはゲージから出して遊んでやるのも良いでしょう。 においが気になるところですが、キンカジュー自体の体臭はそれほどありません。とは言っても、猫、犬と同等に糞等はそれなりに匂うので、ゲージの床材の定期的な掃除、交換をお忘れなく。

寿命
寿命は飼育の元で約23年ほど。長寿記録はホノルル動物園での41歳です。

現状
国内ではまだキンカジューの数は多いとはいいがたく、手に入れるのに少々苦労するかもしれません。また、若干値段が高騰している感があります。しかし、テレビで紹介されたことから今後注目されはじめ、入荷するペットショップも多くなると予想できます。海外ではパリスヒルトンが飼っていた事で有名になりました。 今回は気になるキンカジューでした。これから彼のぬいぐるみも増えてきそうですね。

【でんすけ】