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緑茶健康法。その効果の実態は
私たち日本人が毎日の様に口にする飲み物、緑茶。
近年は急須(きゅうす)で入れずともコンビニやスーパーで、種類も豊富なペットボトル入りのお茶を簡単に購入する事ができるようになり、更に身近な飲み物になっています。
テレビや雑誌で、「緑茶は体に良い」と良く耳にすると思いますが、具体的にはどのような効果があるのでしょうか?
緑茶の有効成分とその効果
早速その成分と効果を見てみましょう。
■カテキン
緑茶の渋みはこのカテキンによるものです。ガンや生活習慣病の予防に効果があるとされいます。
■アミノ酸
緑茶の旨味はアミノ酸によるものなんですね。脳神経をリラックスさせる働きがあるテアニンが多く含まれます。
■ビタミン
緑茶に多く含まれるのはビタミンA、ビタミンC、ビタミンE。抗酸化作用により老化予防や美肌作りに効果大。
■フッ素
よく歯磨き粉やガムの宣伝で耳にしませんか?そう、歯を強くする成分です。お湯で煮出したお茶でもいいですが、粉末にして余す事無く取り込む方が効果的です。
お医者さんもやっている緑茶「えんげ」
実は病院の先生もよくお茶を飲んでいるそうです。
「何十人と患者さんをみているはずなのに、なぜ移らないの?」と疑問に思ったことはありませんか?実はそんなところに秘密があるのかも知れません。
インフルエンザや風邪は喉などの粘膜で発症することが多いので、菌が体内に入ったらいち早く胃まで流し込んでしまう事が大事だそう。これは嚥下(えんげ)といい、体内に入った菌を胃で殺してしまう効果的な方法です。1人患者さんを診る事に、お茶を一口飲んで発症する前に菌を退治しているんですね。であれば水でもいいのでは?と思う方もいるでしょう。
確かに水でも効果がないことはありません。しかし、緑茶えんげには沢山のメリットがあります。実は緑茶のカテキンやテアニンが菌の増殖を抑えてくれるのです。菌が入ってもお茶の成分が発症しないように包み込んでくれるイメージでしょうか。
ただ緑茶を飲むだけで風邪予防。「いろいろな方法をきくけどすぐ忘れてしまう」「健康に気を使ってはじめてはみたけど続かない」と言う、めんどくさがりな人ほどぴったりの健康法です。【つみれ】