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ウォーキングデッド シーズン7 あらすじ 感想

ウォーキングデッド(原題The Walking Dead) はアメリカ合衆国のテレビドラマ。2010年から放送されており、長期シリーズとして絶大な人気を得ています。日本でも各シーズン放送され、レンタルや動画サービスなどで後追いで見た人も多く、ファンを増やし続けています。

シーズン1~シーズン6までのあらすじは書いている人も多いため他に譲るとして、今回はシーズン7のあらすじから追ってみたいと思います。ネタバレがあるので、気になる方は見ないようにしてください。

毎回シーズンの最後では次が気になってしかたなくなる終わり方をするのですが、シーズン6の最後はひときわ先が気になる内容でした。それもそのはず、敵はニーガン。原作ではこのニーガンに、主要キャラであるグレンが無惨にも殴り殺されています。ドラマ版でもシーズン6の終わりにこのニーガンが、原作でグレンを殺したものと同じ有刺鉄線を巻きつけたバットを振り下ろし、誰かに殴りかかる描写がありました。それからファンの間では「誰が殺されたのか」「原作どおりグレンが死ぬのか」と言った話題でもちきり。皆首を長くしてシーズン7を待ったのでした。はたしてニーガンに殺されるのは誰なのか!? グレンか?それとも死亡フラグが噂されていたエイブラハムか!?

さっそくあらすじを見て見ましょう。

 

シーズン7(season7) 第1話のあらすじ
いったい誰が殺されたのか?

シーズン6の最後に謎の集団、通称「救世主」のリーダー、ニーガン一味につかまったリックたち。ニーガンはリック一行に自分に従うことを提案。大人数に囲まれ、身動きができないリックたちはこれを拒める状況ではなく恐怖だけがそこに横たわる…。ニーガンは見せしめのため有刺鉄線を巻きつけた愛用のバット(通称ルシール)で誰か一人を殺そうとカウント(数え歌)を始める。

ニーガンはカウントがちょうど止まったところにいたエイブラハムの頭をバットで殴打。エイブラハムはニーガンに「俺のタマをしゃぶれ」と吐き捨て、その後頭の原型がなくなるまで何度も殴られ死亡。

一同を恐怖の空気が渦巻く中、怒ったダリルがニーガンに殴りかかる。しかしすぐにニーガンの仲間に押さえ込まれた。

ニーガンは反抗した者には容赦無く制裁を加えることを一同に伝える。その後いきなりグレンをバットで殴打。グレンは自分の死を悟ったのか恋人マギーに「マギー、君を見つけるよ」と言い、その後、エイブラハム同様、ニーガンに頭の原型がなくなるまで何度も殴られ死亡。

ずっと一緒だった仲間の死に一同が嗚咽を漏らす中、リックが一人だけニーガンにキャンピングカーに連れていかれ、ゾンビ集団の中に移動。そこでリックの斧をゾンビがひしめく車外に放り、取って来るよう命じられる。ニーガンはゾンビの中にリックを押し出し、自分に従う様、恐怖と序列を教えようとする。

キャンピングカーで一行の元に戻った時には朝になっていた。ニーガンに従わなければ仲間全員が殺されると悟ったニックだったが、ニーガンはそのニックの目を見て「まだ反抗的だ」と判断。息子のカールの手にしるしをつけ、リックに腕を切らねば全員殺すと脅される。動揺し混乱するリック。自分をやれと嘆願するが、ニーガンはきかない。ニーガンがカウントダウンを始める中、カールは「いいよ」とリックに言う。混乱と同様の中、ついに息子の手を切断するため斧を振り上げたその時、ニーガンが「よし、その目だ」と中断し、今後自分に従い、資源を提供するよう言い渡し、ダリルを人質に取り一行を解放する。

仲間全員が悲しみに打ち震える中、恋人のグレンを殺されたマギーが「戦う」と立ち上がるが一行はそれを止める。同じく恋人のエイブラハムを殺されたサシャと元恋人のロジータもどうすることもできない。家族同様に信頼していた仲間二人の命を奪われ、今は従うしかないこの現状に誰もがうなだれるのだった…。

シーズン7(season7) 第1話の感想

やってくれたな…、ニーガンよ。誰もがそう思ったはず。誰かが死ぬのはわかっていたし(急に未来を語るとなどして)死亡フラグの経っていたエイブラハムや、原作で殺されるグレンと言う説はあったのだが、まさかその両方が死ぬとは…。ドラマと原作では死ぬキャラやタイミングは大きく違っていたし、不死身のグレンとしてドラマで愛されていたグレンがついにシーズン7で退場。エイブラハムが死亡したのも痛かったが、その後のグレンの衝撃が大きすぎて、誰もがなんとも言えない気持ちで無言で見ていたことでしょう。

とにかく第1話ではニーガンの怖さ、憎らしさが全面に出ていて、それはもう過去のどんなキャラよりも上だった。ガバナーなんてかわいいもんだと思えるほど。そして主要キャラのあまりにむごい死に方に、見なきゃよかったレベルのトラウマ回となってもおかしくないほどの展開。こんな怖い話はそうそうない。

今後も見守っていくつもりですが、ニーガン役の人(ジェフリー・ディーン・モーガン 有名な人らしい)はあまりに演技がうまく、憎らしさをかもし出していたため、ファンの人から恨まれそうで心配になるレベルでした。

こりゃどこかで報われる話をやってくれなきゃただ辛くてグロいだけの話なので「次は頼みますよ」と制作に言いたい衝撃回でした。

続きが気になる方のために、その後の話のあらすじを書いておきます(ネタバレ注意)。

シーズン7(season7) 第2話のあらすじ

シーンは変わって第2話はキャロルとモーガン側から話が始まる。救世主の小隊を壊滅させたものの、残党の攻撃により負傷したキャロルをモーガン、そして謎の王国のメンバーが救う。そして王国に連れてこられた二人。

二日間眠り続け、目を覚ましたキャロル。先に王国と接触していたモーガンに連れられ、国王と名乗る人物エゼキエルと面会。エゼキエルは相棒のトラ「シヴァ」を従え、前時代的な異様な雰囲気を持った男だった。キャロルは「茶番だ」と心の中で笑うが、エゼキエルもまた、国を守るためニーガンに物資を献上しなくてはならない辛い立場におかれており、国民を安心させるため「国王」を演じていたのだった。一方モーガンはエゼキエルから棒術による武力を買われ、未熟な若者「ベンジャミン」の師となり棒術を教えるよう依頼される。モーガンはそれを受け入れ、ベンジャミンは棒術の修行を開始する。

元は動物園の職員で、かつて負傷したトラ「シヴァ」を介抱したことで、シヴァに信頼され「トラを連れたカリスマ」として国王になったエゼキエル。その経緯をキャロルに話すことで、一人遠くに消えようと思っていたキャロルの心も少し動き、近隣の民家にとりあえず落ち着こうとするが…。

シーズン7(season7) 第3話のあらすじ

ニーガン一味に囚われたダリルは牢屋に入れられ、ドックフードサンドを投げつけるように与えられ、同じ曲を延々と聞かせれ、人間とは程遠い生活を送っていた。過去にダリルに助けられたドワイトは何かと彼を気にかけ、おとなしくニーガンに従うように言う。しかしダリルは一向に従わなかった。

ニーガンは牢屋の鍵をわざと外し、ダリルが逃げだすかを試す。ダリルは罠とは知らず逃げ出したが、ニーガン一味にすぐにつかまり、ニーガンに追い詰められる。しかしニーガンはダリルを殺さず、再び牢屋に投獄するのだった。

ダリルはニーガンの口から、ドワイトの過去をきかされる。ドワイトはニーガンに妻をとられ、自身の顔も焼かれ、しかし生きるためにニーガンに従った過去があった。そして今や逃げ出した親友を殺して連れ戻すほどに、ニーガンに従順な部下となっていた。ダリルはそんなドワイトから説得され、何度も改心の機会を与えられるが、彼の態度は変わらない。通常だと殺されている態度だったが、何故かダリルはニーガンに気に入られ、生かされるのだった…。

シーズン7(season7) 第4話のあらすじ

ニーガン一味がリックたちの拠点、アレクサンドリアが訪れる。街から武器を奪うために。ダリルを奴隷および人質として連れていたが、彼に話しかけることは禁止される。夫グレンを失ったマギーのことをニーガンが探すが、ゲイブリエルが機転をきかせ、マギーは死んだことに。街中を一味が荒らす中、横暴な彼らにカールは反発。ニーガンの怒りを買ったら命は無い。リックがなんとかなだめ、事は収まるが、別のところに火種があった。

武器庫を管理するオリビアの帳簿の数と実際の武器の数が合わないことをニーガンが問いただす。銃が2丁足りない。これはオリビアの責任だとしてニーガンが彼女を殺すと脅す。リックは必死に武器を探し、スペンサーの家から隠された2丁の銃を見つける。とりあえずその場をしのいだリックだったが、内部の不満はひそかに蓄積されていた。ミショーンは葛藤し、ロジータは反撃の機会をひそかに伺っている。

リックはミショーンの理解を得るために彼女に衝撃の事実を告白する。今まで自分の子として育てていた赤子、

ジュディスが実は親友シェーンの子

であること。そしてその子を自分の子としてこれからも守っていくことを。ミショーンはそれを聞き、リックに協力するよう努力する意思を伝えるのだった。

シーズン7(season7) 第5話のあらすじ

グレンの死から数日、ヒルトップで目を覚ましたマギー。医師から安静でいること、そしておなかの子は無事であることを伝えられる。しかしヒルトップの代表グレゴリーはニーガンとのトラブルを恐れ、ヒルトップに身を寄せているサシャとマギーを追い出そうとするのだった。何かとサシャとマギーを気にかけていたヒルトップのスカウトマン、ジーザスはグレゴリーに反論を述べ、議論は先に進まない。

その晩、何者かによって門が開けられ、サシャ、マギー、ジーザスらはウォーカーの対応に追われた。そして翌日、ニーガンの右腕「サイモン」が一味を引き連れヒルトップにやってくる。昨晩の混乱は彼らが自分たちの力を見せるためしかけたものだった。恐れをなしたグレゴリーはサシャとマギーをサイモンに差し出そうと画策するが、ジーザスの機転により事なきを得る。このままグレゴリーについていっても未来が無いと悟ったジーザスは、独自の行動を始めることを誓う。そしてマギーに内緒で敵地の視察のため、ニーガン一味のトラックに忍び込むのだった。

一方アレクサンドリアではいつまでも反撃に出ないニックにカールが苛立っていた。同じく絶望を感じていたイーニットもマギーに会うため、単身アレクサンドリアの門を後にする。そのイーニットを追いかけるようにカールも単身飛び出す。落ち合った二人はお互いの絆を確かめるようにキスをし、行動を起こそうと計画する。

やがて二人はヒルトップに到着、物陰からニーガン一味が来ていることを見ていたカールはニーガンを暗殺するべくトラックに忍び込む。そこで偶然にも同様の目的のジーザスと出会うのだった。

シーズン7(season7) 第6話のあらすじ

話はさかのぼり、ヒースと共に資源調達に出かけたタラのシーンへ。シーズン6でニーガン一味の小隊を一方的に襲撃したことに疑問を持つヒース。目的の資源も思うように集まらず、タラも葛藤していた。そんな二人を試練が襲う。資源を求めて新たな土地へ踏み込むため渡ろうとした橋が、ウォーカーだらけだったのだ。倒しても倒してもキリがない状況でピンチになったタラをヒースは援護する。その援護むなしくタラは端から落下。ヒースも危険な状況に。

海岸で気を失っていたタラを近隣の集落の住人、シンディが発見。シンディは他の住人に見つからないように水と食料を置いていく。やがて目が覚めたタラ。辺りを探索していたところ、集落の住人に見つかり、攻撃を受け、抵抗むなしくつかまってしまう。

集落は何故か女性だけで構成されていた。集落の長ナターニアからその秘密が語られる。実はニーガン一味によって男性は全員殺されており、生き残った女性がひそかに逃げ出し作ったのがこの集落だという。それ以来、彼女たちは人に見つからないよう集落を必死に防衛していたのだった。外部にこの秘密が漏れては集落に危険がおよぶので、タラにも集落の一員になる提案をする。しかしタラは拒否。ヒースの安否も気になっていた。ならば仕方ないとあっさりタラを開放したナターニアだったが、実は案内役の二人はタラを始末すべく同行していた。しかし、何かとタラを気にかけていたシンディの助けが入り、無事脱出。

やがてヒースとはぐれた橋まで到着したが、そこは依然としてウォーカーだらけ。ここでもシンディの援護射撃を受け、命からがら切り抜ける。ヒースの壊れた眼鏡を見つけたが、ヒースの死体やウォーカー化は確認出来なかった。よく見るとタイヤの跡があり、PPPと書かれた白いカードが。「もしヒースからのメッセージならば彼は生きている」そう確信したタラは帰り道、もしヒースに渡すための眼鏡を調達。少しの希望を胸にアレクサンドリアまで戻る。戻ったタラにロジータが、何かみつけたなら教えてとタラに問いただす。タラは答える「何も見ていない」。誰にも集落の事を言わないと言うシンディとの約束を守ったのだった。

シーズン7(season7) 第7話のあらすじ

ニーガンの物資調達隊のトラックに乗り込んだカールとジーザス。ジーザスは基地の直前でトラックを降りることを進言し、しかしカールはジーザスを先に降ろし、自身はそのまま乗り込み基地に向かうのだった。ニーガンの基地に到着するが、すぐに見つかってしまい、やむなく銃で応戦するが二人殺したところでつかまってしまう。

その後ニーガンはカールをすぐに殺すことはせず、自身の生活をカールに見せてまわった。ニーガンは複数の妻を持ち、その妻達を恐怖で支配していた。その妻の一人と隠れて会っていたマークを罰則アイロン(顔にアイロンを当て、やけどの跡をつける)で罰し、その一部始終をカールに見せる。さらに二人きりの部屋でカールに眼帯を取らせ、グロテスクな傷が残った右目の傷跡をさらせという。

ニーガンの異常さを目の当たりにしつつも、ひるむことなくニーガンを挑発するカール。一向に変わらない態度に業を煮やしたニーガンは「ドライブだ」とカールを連れ出す。ダリルは奴隷として働いていたためカールのそばにいたが、どうすることも出来ない。監禁部屋に戻されたダリルに何者かが「行くなら今だ」と書かれた手紙を差し出す。

ニーガンはカールを連れてリックたちの拠点、アレクサンドリアに来ていた。リックの帰りを待つ間、ジュディスを見つけ親しげにあやし、ひたすら雑談を続けるニーガン。その不気味な行動に凍りつくカール。リックはアーロンと共に探索に出かけ、いまだ戻らない。

一方、アレクサンドリアのメンバーは同時多発的にそれぞれが行動を起こしていた。ミショーンは救世主の一人を脅し、単身ニーガンのアジトに向かう。ロジータはユージーンに銃弾を製造させ、復習に燃えている。それぞれの行動がどう運命を動かすのか…!?

シーズン7(season7) 第8話のあらすじ

ニーガンはアレクサンドリアでのんびりとリックを待っていてる。カールとオリビアを前にして食事、スパゲッティを作るなど余裕を見せ付けていた。リックとアーロンはウォーカーだらけの湖で危険を犯し調達を行っており、まだ帰らない。

ダリルは独房を抜け出し、出くわしたファット・ジョーイを殺し、合流したジーザスと共にバイクでサンクチュアリを抜け出した。

一方、一軒家で孤独に過ごすキャロルの元にキングダムからリチャードが訪れる。救世主に対し、先手を打って攻撃するよう国王エゼキエルに進言してほしいとキャロルと偶然訪れていたモーガンに依頼するが、モーガンは今の平穏を壊す気はないと断る。

ニーガンのアジトを探るため救世主の一人を脅しサンクチュアリに近づいていたミショーンは敵のあまりの数の多さを目の当たりにして、引き返す事を決める。

スペンサーは調達に成功し、ニーガン一味に認められることに喜びを感じていた。さらに直接ニーガンに会いに行き、酒を持参し、ニーガンに取り入ろうとする。ニーガンはスペンサーを受け入れ、ビリアードと共に話を始める。スペンサーは「リックはリーダーにふさわしくない、自分の方が協力的なリーダーになれる」と進言する。ニーガンは一見理解した態度を見せるが、「リックにはガッツがあるがお前にはない。リーダーになりたいならなぜ自分でリックを殺さないのだ」と、ナイフでスペンサーの腹を切り裂く。内臓が飛び出し、絶命するスペンサー。それを見てロジータがニーガンを銃で撃つ。弾はニーガンのバッド「ルシール」に当たり、ニーガンをしとめることは出来なかった。部下のアラットがすぐさまロジータを倒し、顔にナイフを突きつける。

手作りの弾を見て驚くニーガン。ロジータに誰がこれを作ったか聞くが、ロジータは自分が作ったと口を割らない。アラットに誰か殺すよう命令したニーガン。アラットはオリビアを銃で撃ち殺す。

そこに、リックがようやく戻ってきた。リックは物資を持って出て行くようニーガンに言う。しかしニーガンは誰が弾を作ったのか言わないと帰らないという。「私が作った」とかばうタラを見て、ついにユージーンが口を割る「僕が作った」。ユージーンの言うことを信じ、彼を連れて出て行くニーガン。

その夜、うなだれるリックにミショーンが語りかける。「困難を乗り越えるために戦わなきゃいけない。みんなのために」。リックは同意する。ついに戦う意思が決まったのだ。翌日、ヒルトップに来たリックたち。リックはマギーに「戦う準備をしろと言った君は正しかった」と言う。そこにジーザスと共に戻ってきたダリル。リックは彼と抱き合い、生還を喜んだ。決戦の日は近い。

シーズン7(season7) 第9話のあらすじ

リック達はニーガン一味との決戦に備え、ヒルトップのグレゴリーに同盟を持ちかける。ニーガンを恐れたグレゴリーは拒否。部下であったジーザスはグレゴリーにはもう付いていけないと判断し、リック一味と共に歩むことに。

一行は次にキングダムのエゼキエル国王に会いに行き、同盟を持ちかける。エゼキエルは王国に身を寄せていたモーガンに意見を聞き「別の方法があるはずだ」と言うモーガンの意見を飲み、同盟を拒否。かねてより決戦を望んでいた国王の右腕リチャードは煮え切らない態度に憤る。同盟は断られたが、王国に身を寄せていたモーガンと再会したリックたち。再開の喜びもつかの間、グレン達の死を知って彼は深く悲しむのだった。

ニーガンに追われているダリルを王国に預け、アレクサンドリアに戻る一行。帰りにニーガンの罠を見つける。道路一杯の車にワイヤー、そしてダイナマイトがしかけてある。さらに迫るウォーカー。ロジータが罠を解除し、ギリギリのところでウォーカーも振り切る。

一方、ゲイブリエルはアレクサンドリアの食料を持って町を抜け出していた。アレクサンドリアに帰り、食料が無くなっていることを知ったリック。しかし、落ちていた聖書に書かれたメモ「ボート」を目にし、彼は裏切ってはいないと確信。以前探索に訪れたボートハウスに向かうと、何者かのグループに囲まれる。果たして彼らは何者なのか…。

シーズン7(season7) 第10話のあらすじ

ニーガンの手下達はキングダムでいつもの取引を行っていた。手下の一人と口論になったリチャードを棒術で救ったモーガンは師匠の形見とも言うべき棒を奪われてしまう。一連の流れを見て、体が反応したベンジャミンは棒術の修行の成果を実感する。

キングダムに身を寄せていたダリルはベンジャミンからクロスボウを受け取る。愛用の物では無いにせよ、思わぬ形で彼の手に再び武器が戻ったのだった。単身ニーガン一味に攻撃をしかけようと計画するリチャードから協力を求められたダリルは、リチャードがその計画にキャロルを利用しようとしていることを知り「キャロルに何かあったらお前を殺す」と激しく反抗する。

ゴミ集積所に連れてこられ、何者かのグループにかこまれたリックたち。集団のリーダーの女はガブリエルを脅迫し操っており、捕らえられたガブリエルと対面するのだった。リックの思惑通り、彼は裏切ってはいなかったのだ。

リックはこの集団は大きな戦力になると判断し、ニーガン一味と対決するため、協力を持ちかける。しかし答えはノー。一触即発の状態であったが、リーダーの女はリックをゴミの谷に落とし、彼を見極めるためのテストを開始する。すぐに全身刃物だらけの鉄仮面のウォーカーが出てきてリックに襲い掛かる。まともに戦ったら大怪我をする。しかしリックはひるむことなく、自分の手に刃物が刺さってもなお勇敢に戦い、勝利した。リーダーの女はこれは本物だと判断。銃の調達および戦利品の3分の1の譲渡を条件に同盟が成立。女はボートハウスからリックの事を見張っていたことを明かす。

別れ際にリックは女の名前を聞いた。彼女は「ジェイディス」と答える。どことなく娘の「ジュディス」と響きが似ていた。ジェイディスが出した条件の銃の獲得。しかしどこにそれがあるか検討がつかない。ひたすら探すのみだとリックはミショーンに言う。そしてゴミ置き場にあったワイヤー製の猫を戦利品だとミショーンにプレゼントするのだった。

シーズン7(season7) 第11話のあらすじ

ニーガンの右腕、ドワイトはダリルが逃げた責任を取らされ、牢に入れられた。さらに元妻シェリーがダリルを逃がしたのだと因縁をつけられる。何かと親切にしてくれる医師、カールソンに手当てされ、牢から出たドワイトはいなくなったシェリーを追跡する。元々妻と二人で住んでいた家を捜索するとシェリーの置手紙があった。変わってしまったドワイトと、変えてしまった自分を責めるような内容の手紙を読み、ドワイトはそっと幸せな頃の写真を見つめる。

ニーガンに連れてこられたユージーンは予想外の高待遇を受けていた。銃弾を制作でき、防壁作りの知識に長け、薬品の知識もあるユージーンは貴重な存在だとのニーガンの判断だった。ニーガンの指示の元、ユージーンの元にニーガンの3人の妻が訪れ、夜な夜な彼と共に雑談をする奇妙な生活に。ニーガンの妻達はユージーンに妻の一人アンバーが自殺を望んでおり、それを助けるための薬を作ってくれるよう嘆願する。最初はしぶっていたユージーンだが、あまりの熱意に押され薬を制作。しかし、やがてその薬はニーガンに使うのだと気付き、妻達を問い詰める。予想は的中。ユージーンは協力できないと断った。

ユージーンはニーガンを恐れていた。ドワイトの元妻で現ニーガンの妻であるシェリーを逃がした罰で、カールソン医師が皆が見ている前で無惨に焼き殺されたを目の当たりにし、さらに恐怖した。(実際はカールソン医師が疑われるよう、ドワイトが仕向けた)

ユージーンの部屋にやって来たニーガンに、形だけでも忠誠を誓うユージーン。生きていくために大きな覚悟を決めたのだった。

シーズン7(season7) 第12話のあらすじ

ジェイディスのグループとの約束を守るため、銃を探す旅に出ていたリックとミショーン。成果の無いまま約束の期日がせまろうとしていた。二人は野戦の跡地で武器を背負った多数のウォーカー達を見つける。喜びも束の間、床が抜け、建物の一室に落ちてしまった。しかしそこには大量の非常食があり、食事をたっぷりととることが出来た。ひとまずここで一夜を明かすことに。ピンチの中でもどこか余裕を感じる二人は、ニーガン撃退後のリーダーの必要性について話し合う。「あなたがみんなをひっぱるべきだわ」と言うミショーンに「僕一人では無理だ。君とならできる」と答える。

ニーガンを倒すことを何より望んでいるロジータは、狙撃計画を止めたゲイブリエルを責める。しかしゲイブリエルは諭すように彼女を論破する。やり場の無い怒りを隠せないロジータは何かを決意する。

ウォーカーの軍団に戦いを仕掛けるリックとミショーンだったが、思わぬ事態に。ゲートを閉じるために動かした車にウォーカーが絡まり、動くたびに銃の引き金があたって発砲するウォーカーが登場し、近くに居合わせた鹿にウォーカーが無数に集まり…。かさなった不運にリックはウォーカーに囲まれ身動きが取れなくなり、ついには食べられてしまう…

囲まれたウォーカーの外で何もすることが出来ないミショーン。リックの死に刀を落とし、ただ呆然と立ち尽くす…。しかし突然死んだはずのリックが箱の中から登場しウォーカーをなぎ倒した。食べられていたのは鹿だったのだ。なんとかウォーカーを撃退し、銃を確保した二人。しかしミショーンはリックを失う恐怖がどれだけのものか体感してしまい、憔悴しきっていた。そんなミショーンにリックは語る。

「ずっと眠れない。失ったものを考えて。友人を思って。グレンに助けられた。だが俺は彼を救えなかった。」

慰めようとするミショーンに「奴らと戦う。仲間を失うだろう。大勢か、俺たちも。だとしても意義はある。」とリックは言う。たとえ自分が死んでも、ジュディスや、グレンの子たちの未来のために、絶対に必要な戦いだと。

ジェイディスの元に戻り大量の銃を渡すリックだが、彼女は人数に対して銃が足りないと言う。強気に交渉に出たリックは調達のための自分達の銃は確保するが、さらなる調達が必要となってしまった。そんな状況を見て、タラは「話があるの。」とリックに言う。彼女はまだリックの知らない集落を知っていた。

苛立ったロジータは単身ヒルトップへ。サシャにニーガン狙撃の提案をする。サシャは言わずともわかっていた。「やるなら私に打たせて」。そう言ってサシャはロジータからスナイパーライフルを受け取る。狙撃の腕が良いサシャにロジータは希望を託すのだった。もし失敗してつかまったらそれがリックたちの弱みになってしまう。そうなった場合は死を選ぶ。そんな覚悟を持って決死の作戦に出ようとする二人…。

シーズン7(season7) 第13話のあらすじ

救世主グループが、エゼキエルグループに対し、供給予定のメロンが1つ足りないとして、責任を追求していた。さらにここに来るまでに遅刻してきたと責める。来る途中の道はふさがれ、確かにあったメロンも足りない…。これは明らかに誰かの仕業だった。

救世主グループのリーダーギャビンは部下のジャレッドに命じ、発砲させる。ジャレッドは因縁のあったリチャードではなく、ベンジャミンの足を撃った。戦争を恐れたギャビンはモーガンに棒を返し、車に戻るようジャレッドに命令。エゼキエル一行は急いで撃たれたベンジャミンを手当てすべく、キャロルの家に向かう。

手当ての甲斐なくベンジャミンは出血多量で死亡。モーガンは弟子のベンジャミンが亡くなった事に深いショックを受け、息子のデュエインの名を口にするほど混乱。

リチャードは、モーガンに「メロンを隠したのも、道をふさいだのも自分。自分が始末されることによって王国が目を覚ますためだ」。と告げる。しかし犠牲になったのはベンジャミン… モーガンはさらに混乱。次の取引現場で救世主やエゼキエルが見ている前でリチャードを絞め殺し、彼の責任として始末をつけるのだった。命を無駄にすることを誰よりも嫌っていたモーガンの精神は崩壊していた。

モーガンはその後、キャロルの家へ向かい、仲間のグレンやエイブラハムがニーガンに殺されたことを告げる。キャロルは深く悲しむとともに戦いを決意し、エゼキエル王に戦いに向け立ち上がる様うながす。エゼキエルは「戦うが、今日ではない。」と答えるのだった。

シーズン7(season7) 第12話のあらすじ

ジェイディスのグループとの約束を守るため、銃を探す旅に出ていたリックとミショーン。成果の無いまま約束の期日がせまろうとしていた。二人は野戦の跡地で武器を背負った多数のウォーカー達を見つける。喜びも束の間、床が抜け、建物の一室に落ちてしまった。しかしそこには大量の非常食があり、食事をたっぷりととることが出来た。ひとまずここで一夜を明かすことに。ピンチの中でもどこか余裕を感じる二人は、ニーガン撃退後のリーダーの必要性について話し合う。「あなたがみんなをひっぱるべきだわ」と言うミショーンに「僕一人では無理だ。君とならできる」と答える。

ニーガンを倒すことを何より望んでいるロジータは、狙撃計画を止めたゲイブリエルを責める。しかしゲイブリエルは諭すように彼女を論破する。やり場の無い怒りを隠せないロジータは何かを決意する。

ウォーカーの軍団に戦いを仕掛けるリックとミショーンだったが、思わぬ事態に。ゲートを閉じるために動かした車にウォーカーが絡まり、動くたびに銃の引き金があたって発砲するウォーカーが登場し、近くに居合わせた鹿にウォーカーが無数に集まり…。かさなった不運にリックはウォーカーに囲まれ身動きが取れなくなり、ついには食べられてしまう…

囲まれたウォーカーの外で何もすることが出来ないミショーン。リックの死に刀を落とし、ただ呆然と立ち尽くす…。しかし突然死んだはずのリックが箱の中から登場しウォーカーをなぎ倒した。食べられていたのは鹿だったのだ。なんとかウォーカーを撃退し、銃を確保した二人。しかしミショーンはリックを失う恐怖がどれだけのものか体感してしまい、憔悴しきっていた。そんなミショーンにリックは語る。

「ずっと眠れない。失ったものを考えて。友人を思って。グレンに助けられた。だが俺は彼を救えなかった。」

慰めようとするミショーンに「奴らと戦う。仲間を失うだろう。大勢か、俺たちも。だとしても意義はある。」とリックは言う。たとえ自分が死んでも、ジュディスや、グレンの子たちの未来のために、絶対に必要な戦いだと。

ジェイディスの元に戻り大量の銃を渡すリックだが、彼女は人数に対して銃が足りないと言う。強気に交渉に出たリックは調達のための自分達の銃は確保するが、さらなる調達が必要となってしまった。そんな状況を見て、タラは「話があるの。」とリックに言う。彼女はまだリックの知らない集落を知っていた。

苛立ったロジータは単身ヒルトップへ。サシャにニーガン狙撃の提案をする。サシャは言わずともわかっていた。「やるなら私に打たせて」。そう言ってサシャはロジータからスナイパーライフルを受け取る。狙撃の腕が良いサシャにロジータは希望を託すのだった。もし失敗してつかまったらそれがリックたちの弱みになってしまう。そうなった場合は死を選ぶ。そんな覚悟を持って決死の作戦に出ようとする二人…。

シーズン7(season7) 第14話のあらすじ

ニーガンを暗殺すべく準備を進めるサシャ。ジーザスはそれに気付き、先走って戦いに行くことを止めようとする。イーニッドも説得に加わるが、決意が固いことを悟りあきらめる。

すぐに警報がなり、救世主達がやって来る。混乱の中、サシャとロジータは隠し通路から脱出し、ニーガンのアジトに向かう。イーニッドは救世主側からするといないはずのマギーとダリルを、隠し部屋に誘導する。

救世主のサイモンはグレゴリーに村で唯一のカールソン医者を連れて来るよう言う。グレゴリーは医者を差し出しては村の信用を失うと拒否するが聞き入れられない。しかたなくカールソン医師を差し出す。カールソン医師は同じく医者で以前救世主に連れて行かれた兄が殺されたのだと悟る。マギーとダリルは救世主の一人に見つかりそうになるが、ギリギリで難を逃れる。

サシャとロジータは救世主のアジトの前の建物に陣をはり、いつでもニーガンを狙撃できる状態にあった。しかしよりによって見張りはユージーンが担当、さらに、せっかくニーガンが出て来たのに、カールソン医師がちょうど側にいて撃つことができない。二人は作戦を変更し、アジトに突入することに。アジトの前で一人を狙撃し、見張りのユージーンに話しかけ、助け出すので協力するよう説得する。しかしユージーンは「助けに来てくれなんて言ってない。早く行ってくれ、人が来る。」と拒否。ロジータは彼の態度に苛立つ。

サシャはロジータに背後の見張りを頼み、フェンスをこじ開け中に進入。そしてフェンスを内側から閉じてしまう。何が起こったかわからないロジータにサシャは言う。「今はあなたの番じゃないわ。皆があなたを必要としてる。逃げるのよ」。追っ手が迫る中、ロジータはただ逃げるしかなかった。サシャはギリギリのところでロジータを助け、死ぬ覚悟で突入していったのだ…。涙を流すロジータの前にクロスボウを持ったあの男が登場する。

シーズン7(season7) 第15話のあらすじ

タラは以前オーシャンサイドで命を助けられ、そして命を狙われた女だらけの集落のことをリックに話す。リック達はジェイディスに頼まれた武器を確保すべく、オーシャンサイドに向かった。共闘を訴えるが、オーシャンサイドのリーダーは説得に応じない。タイミング良く襲ってきたウォーカー相手にリック達は力を見せつけ、武器の提供のみを受けることで話は成立。

アレクサンドリアに帰ってきたリック達が出会ったのは驚きの人物だった。サンクチュアリでロジータの元にクロスボウを持って現れたのはニーガンの側近、ドワイトであり、そのままロジータが連れてきたのだ。ドワイトはリック達を手助けしたい、力になれると申し出るが、彼の手でさんざんひどい目にあったダリルは信用出来ない。リックは彼を信用するべきか迷うが…。

ヒルトップでは住民たちがマギーに信頼を置き始め、徐々に信頼を失うグレゴリー。マギーを殺そうとするがそんな勇気もない。危うくなっていく自分の立場に焦るのだった。

ニーガンにつかまってしまったサシャ。独房で一味の一人にレイプされそうになるが、ニーガンがそれをゆるさず撲殺。ニーガンはサシャを気に入っており、仲間に引き入れようとするが、断るサシャ。ニーガンを殺すため、自殺するという理由をつけてユージーンに武器を求めるが、彼が持ってきたのは毒薬。サシャにはもう打つ手が残されていなかった。

シーズン7(season7) 最終回 第16話のあらすじ

まどろみの中、サシャは何度もエイブラハムの夢を見る。もう覚悟は出来ていた。ニーガンを殺せないのなら、迷惑にならぬよう、自分で死ぬ覚悟だ。

ドワイトは愛する妻、シェリーを奪われてから、ずっとニーガンを恨んでいた。もうそのシェリーを失った今、守るものも無くなり、ニーガンを倒す決意をしたとリック達に言う。明日ニーガンがやってくるので、自分が時間稼ぎをする間にニーガンを倒す準備をするよう提言。リック達はとりあえず話にのるのだった。

ヒルトップからはグレゴリーが消え、残った住人たちをマギーとジーザスがまとめている状態。住人も彼らには協力的で、リックの応援に向かう。

同じころ、キングダムからもエゼキエル、キャロル、モーガンらが応援に向かう。ジェイディス率いるゴミ置き場の軍団もリックの元に集まり、徐々に戦う準備が整う。

ニーガンのトラックが到着し、出てきたのはまさかのユージーン。彼が拡声器でリックに投降を促す。リックはユージーンにニーガンはどこかと聞くが、返ってきた答えは「ニーガンは僕だ」と答えるのみ。リックはユージーンを救うことをあきらめ、しかけていた爆弾を起爆させる合図を出す。しかし…

爆弾は不発。なんとジェイディスたちが裏切り工作を行っており、背後から銃を向けられたリック達は一気にピンチに陥る。

登場したニーガンがサシャの入った棺を出し、そのまま彼女を人質にし、抵抗をやめるよう訴える。リックはサシャを見せろとニーガンに言い、ニーガンが棺を開けると、すでに死亡してウォーカーになったサシャが出てきて、ニーガンを襲う。その隙にリック達はジェイディス達に抵抗。激しい戦闘に。ジェイディスはリックの腹を撃ち、見張り台から落ちるリック。カールもニーガンにとらえられ絶体絶命。ニーガンは見せしめにカールを殺すと言った。

前回は恐怖で動けなくなったリックだったが、今回は強気に発言する。「必ずお前を殺す。」と。怒ったニーガンはカールを殺そうとバットを振り上げるが、いきなり虎のシヴァがニーガン付近の救世主メンバーに飛びついた。驚くニーガン。間一髪、キングダムとヒルトップのマギーが助けに入ったのだ。一気に劣勢に立ったニーガンはその場を退散。リック達の命は助かったが、ニーガンを逃してしまう形になった。

【でんすけ】