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スカイツリー 綺麗な照明の秘密とは

東京スカイツリーの照明は画期的なものになる予定とのこと。東京都にて2012年春に開業のスカイツリー。その照明には今まで考えられなかった仕様だと言われています。光源LEDを使い、ライトアップは「粋」と「雅」の交互に照らす予定とのことだが、それじゃあ電気代もかさむのでは!?さらに明るすぎて下品なタワーになるのも避けたいところだが、スカイツリーには日本らしい美しさを表現する秘密があるとのこと。その秘密とはいかに!?
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●東京スカイツリー照明の秘密

2012年春に墨田区に開業の東京スカイツリーですが、そのライトアップに注目が集まっています。 その照明のテーマは「東京、すなわち江戸の心というものを、光を使って表現する」とのこと。なるほど、日本らしさを意識した、なかなか良いテーマですな。

そこで気になるのは、どの様に江戸を照明で表現しているのかということ。
秘密は「粋」と「雅」らしいのです。 「粋」?「雅」?なんだそりゃ!?

詳しく追いかけてみると、どうやら「粋」と言うブルーを基調にしたライトアップと、「雅」と言う紫を基調にしたライトアップの2種類の方法でスカイツリーを彩るとのこと。おお、なんだかすごそうだ…。待てよ、ブルーは川を表すとも。しかし青はまだ分かるが紫とはこれいかに!? どうしてあまりなじみのない紫を選んだのかと言うと、どうやら江戸紫と言われる日本らしい紫を使い、日本の雅を表現するためだと言うことです。。 うーん、今から見るのが楽しみです。しかし果たして江戸紫が照明によって表現できるのでしょうか。 ただ下品に光る紫じゃ日本が誇る電波塔も台無しと言うもの。実はそこには秘密があるらしいのです。その秘密とはズバリ、光源にLEDを使うこと。

LEDは省エネ性に優れ、本体が小さく、繊細な色が再現できるスグレモノ。すでに家庭用として普及し始めているのでご存知の方も多いと思いますが、それが日本一大きな建物、スカイツリーにLEDが本格使用されるのです。

しかし、かねてから明るさがネックと言われていたLEDだが本当に大丈夫なのでしょうか。10月13日の照明点灯実験ではちょっと弱い光で心配になってしまいました。しかしその時はマックス時の5%の力も使っておらず、本番とは違うとのこと。LEDでも技術の進化により明るさは十分らしいです。さらに、今までの光源では再現出来ない繊細な表現もLEDになら可能で、それにより繊細な日本の紫、「江戸紫」を再現できるのとのこと。照明機器を担当するのはパナソニック電工。なんとしても頑張ってほしいところです。

それにしてもスカイツリー、日本らしいタワーにするため、技術とデザインがここに結集しているのですね。いったい「粋」と「雅」、どちらが綺麗なんだろうな。ちなみに「江戸紫」と言われると、どうしてもあの海苔の佃煮を思い出してしまいますね(笑) 【でんすけ】