menu

個人輸入代行サイト検証

個人輸入サイトとはその名の通り、海外のショッピングを代行すると言うサイト。現在利用する人が増えているそうです。 個人輸入と聞くとなんともハードルが高そうに思えますが、「個人輸入サイト」を使えば英語を使わずとも手軽に個人輸入を行えるとか。今回はそんな個人輸入サイトをすみやかに検証してみました。

超円高とも言える昨今。個人輸入をする人が増えているそうです。個人輸入と聞くとなんともハードルが高そうに思えますが、「個人輸入サイト」を使えば英語を使わずとも手軽に個人輸入を行えるとか。それじゃあその個人輸入サイトとはなんなのか!?

個人輸入サイトを簡単に説明しますと、「消費者に代わって英語で注文」してくれると言う、そのままの意味のサイト。しかし個人輸入では難しい「日本に直接送れない商品」にも対応しているのが強みで、その場合は一旦米国の倉庫に送り、そこから日本に転送すると言う仕組みです。

現在個人輸入サイトの数はまだそんなにありませんが、代表的なアメリカ・ダイレクト、JCBグローバルショッピングの2社について比べてみましょう。アメリカダイレクトは楽天が運営、JCBはその名の通りJCBが運営です。どちらもサービス開始は2011年。まだこれからのサービスですが、チェックしてみて損は無いはず!?

 

●アメリカ・ダイレクト
楽天会員アドレスでもログイン出来るので、すでに会員になってる方は便利に使えるアメリカ・ダイレクト。アイテム数は約80万アイテム。円建て国内決算。決済は「楽天あんしん支払いサービス」を利用します。高級ブランドなど一部商品の取り扱いは無く、日用品や家電が充実しており、関税がかかった場合は別途運送業者に払う必要があります。送料は通常500円、思ったより安い印象ではないでしょうか。使い勝手も楽天市場とそう変わらず、日本でショッピングした気にさえなります。難を言えばブランド品をほとんど買えないことでしょう。家電大国、日本で家電を輸入する機会はほぼありませんから、利用は今のところ日用品中心になります。飲み好きな方は日本では売っていないお酒を買うのもまた一興ないでしょうか。気軽に利用できるという点でおススメです。

●JCBグローバルショッピング
こちらはJCBカードの会員限定のサービス。決済はJCBカードで行います。アイテム数は約2000ほどと少ないですが、こちらのウリは「ブランド品に強い」こと。送料、関税は商品の代金に含まれ「表示価格以外はかからない」のがJCBのうたい文句です。値段設定がわかりやすいのは、国内比較もしやすく、個人輸入において高ポイントですね。難を言えば商品数が少ないこととJCBカードの会員限定なことでしょうか。ブランド品好きにおススメです。

以上、大手個人輸入サイトを検証してみました。まだ参入する企業が少ないため、両者とも独自のシステムをとっています。JCBが商品に関税を含ませるのは、ブランドなどの洋服にかかる関税が複雑なことが理由だとか。アメリカ・ダイレクト(楽天)がブランドを扱わない理由もここにありそうです。
個人輸入は国内で扱ってる商品も国内より安く買える事があるので、国内の値段と比べてみることをお勧めします。輸入したのに、国内で安く買えたとわかればへこみますからね。今後参入する企業も増えそうですので、またレポートしたいと思います。【井出】