空港で働くには?
空港で働くと聞くと飛行機のパイロットやキャビンアテンダント(客室乗務員)、また飛行機のメンテナンスをする航空整備士などがすぐ浮かび上がルト思いますよね。
しかしそれ以外にも空港での重要な仕事はたくさんあるのです。ではどんな種類の仕事があるのでしょうか?空港で働くにはどうしたらいいのでしょうか?
今回は空港でのお仕事について少し調べてみました。
・航空管制官の仕事
航空管制官の仕事は、飛行機が出発して到着にするまで、様々な情報をパイロットに全て英語で、無線で送る仕事です。高速で飛行する上空は他の機体と急接近したりしてしまう恐れもありますので、とても重要な業務です。
航空管制官の働くところは、空港の管制塔、レーダー室、航空交通管制部の3つに分かれてそれぞれの場所での仕事となります。
・空港の管制塔
管制官が無線でパイロットに指示や情報を送るのは、管制塔の最上階のガラス張りの部屋です。
その中でもポジションがあり、
「管制承認伝達席」では予定している飛行経路や高度に問題がないのか確認を取ったのちパイロットに合図を出しています。
一機一機の飛行計画が航空交通管制部に集められて各種のルートに問題がないか確認されるという仕組みのようです。
「地上管制席」ではエプロン(駐機場)を出発した飛行機を誘導路から滑走路へと導く指示を出しています。
また飛行機以外にも運搬用の車両やグランドスタッフも行き交っているので状況に応じて指示も出すようです。
「飛行場管制席」では滑走路を確認した上で離陸、着陸の許可を出しています。この業務は指示を誤ると大事故につながるため、万が一トラブルが起きた場合でも状況を見極めて冷静に指示を出さなければいけない業務です。
・レーダー室(ターミナル・レーダー管制)
管制官はレーダーを見ながら離着陸した飛行機を航空路へと無線で誘導します。また空港に近づいてきた飛行機に対して進入許可を出して滑走路へと誘導もしているようです。
この進入管制は数人の管制官で分担しているが、一人が受け持つ数は最大で7~8機ほどになるようです。周りが見えていないと勤まらない上に途切れない集中力が欠かせない業務と言えるでしょう。
・航空交通管制部での仕事(進入管制・航空路管制)
国内には札幌航空交通管制部、東京航空交通管制部(所沢)、福岡航空交通管制部、那覇航空交通管制部がありそこにあるアンテナがレーダーによって飛行機をとらえています。
「進入管制」は一般的にはレーダー室で行われますが、レーダー室のない空港では航空交通管制部の管制官が管制塔と連携してレーダーで捕らえた飛行機を誘導しているようです。
「航空路管制」は空港を離れた飛行機が目的地の空港へ近づくまでずっとレーダーで動向を追いながら指示をだす業務です。 【つみれ】
(空港で働く 目次)
・ターミナルでの仕事 | ・入国審査官になる | ・航空整備士になる |
・グランドスタッフになる | ・ディスパッチャーとは | ・航空管制官になる |
・グランドハンドリングとは | ・ディスパッチャーとは2 | ・航空管制官になる2 |
・グランドハンドリングとは2 | ・関税職員になる |