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映画 ナルニア国物語/第3章:アスラン王と魔法の島 感想

映画「ナルニア国物語/第3章:アスラン王と魔法の島」は2011年2月25日公開の映画です。 監督はマイケル・アプテッド。 出演はベン・バーンズ、ゲイリー・スウィート、スキャンダー・ケインズ、ウィル・ポールターなどです。C.S.ルイスの原作ナルニア国物語シリーズの中でも人気が高い第3章の映画化ですが、その評価やいかに?!今回は映画「ナルニア国物語/第3章:アスラン王と魔法の島」について率直な感想を書いてみたいと思います。

本作はナルニアの海とそこに浮かぶ島々が舞台になっており、運命に立ち向かっていく兄妹の冒険を描いたファンタジー作品。誰もが一度は憧れたことのある海の大冒険に子どもの頃のあの思いがよみがえる事でしょう。まずは簡単なあらすじから書いてみたいと思います。

■あらすじ

映画「毎日かあさん」は西原理恵子さんの実体験に基づいて書かれた同名漫画の実写映画です。アルコール依存症の夫を支える家族の物語で、西原理恵子役を小泉今日子、夫の鴨志田役を永瀬正敏が演じるということろも見どころのひとつではないかと思います。原作よりもギャグの割合が少ないようですが、原作を知っている人は原作と比べながら見ても面白いと思います。まずは簡単なあらすじから書いてみたいと思います。 ●兄のピーターと姉のスーザンがアメリカにいる中、エドマンドとルーシーのペベンシー兄妹は、いとこの意地悪なユースチスの家に預けられていた。

3人はある日、家の壁にかけてあった船の絵画を見ているうちに、その絵の中に吸い込まれてしまう。彼らが辿り着いた先はナルニアの海だったのだ。気が付くと彼らは、懐かしいカスピアン王子や話をするネズミの騎士やリーピチープたちと一緒に船に乗っていた。そして、船は神秘の島々をめぐる旅へと出発する。

バラバラになった魔法の剣を集めて、アスランのテーブルに並べなくては光を奪われたナルニアを救うことができない。しかし、恐るべき恐怖の元は、心の奥底に抱える恐怖や不安を現実にしてしまう邪悪な霧だった。その邪悪な魔力によって、エドマンドたちは行く先々で数々の危機に遭遇する。さらにはユースチスが自分の欲に負け、ドラゴンに姿を変えられてしまう。ナルニアを守るため、アスランとの再会を果たすため、彼らは海の果てを目指すのだった…。

■率直な感想
まず、子供たちの成長が目立ちました(特にルーシー)。感情移入出来ている人には自分の子供が成長したような感覚もあり、ちょっと嬉しいところでしょう。ストーリーはひたすらまっすぐ、ストレートに伸びていく真っ当な冒険ものです。話のテンポも良いので、飽きさせることはありません。しかし、原作を読んでいない人にはわからない部分も多数あります。設定が沢山ある部分を限られた時間で映画にする以上仕方の無いことなのかもしれませんね。あまり気にしてしまうと映画についていけなくなるので、気にせず流れにまかせて見ることをお勧めします。まっすぐなストーリーなので多少疑問が湧いても置いていかれることはありません(笑)

大人の自分からすれば冒険する子供たちはちょっと眩しすぎましたが、童心に帰れると言う意味では良いのかもしれませんね、そのこっぱずかしさが。久々に「グーニーズ」を見たくなりました。っと、ここまでは良い部分を書いてきましたが、気になる点もいくつか。

まず、前作に比べて、ダイナミックさと言うか、派手さが足りないかな。薄めのコントラストで物語が淡々と続いていく感じです。「2」でこの映画を面白い!と感じ期待していた方には物足りない感もあり。決してつまらない訳じゃないのですが、「2」の方が単純にドキドキしたって事かな。

あとは「成長」と言うのがテーマだと思うのですが、どこか単純過ぎて説得力に欠ける気がしました。子供向けと言うことでは納得行くのですが、大人が見てもうならされるような説得力が欲しかったです。この点において「ET」や「グーニーズ」の様な普遍性を得るには至ってないかなあ。欲を言えばですけどね。単純に冒険ものを楽しみたい人にはオススメの映画です。

ああ、本当の冒険がしてみたい…。東京都で気軽に冒険できるところ、ないですかね(爆)【でんすけ】