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映画 怪盗グルーの月泥棒3D 感想

映画怪盗グルーの月泥棒は2010年10月29日公開のアニメーション映画です。監督はピエール・コフィン、クリス・ルノー。グルーの日本語吹き替えはなんと笑福亭鶴瓶が担当しています。他の主要キャラの声優は芦田愛菜、山寺宏一、矢島晶子が担当。米国ではまずまずの評価をえたこの映画。まずはあらすじから見てみましょう。

■あらすじ
郊外の住宅地。そこに、枯れ果てた芝生を生やした一軒の黒い家が建っている。そんな秘密の家に住むのは、史上最大級の強奪を企てるひとりの男、怪盗グルー。なんと彼は仲間のミニオンたちと“月”強奪作戦を企てる。

グルーは何につけても意地悪なイヤミ男。縮小ビーム、冷凍ビームをはじめ、あらゆる兵器で武装し、自分の前に立ちはだかる者は誰であれ叩きのめしていた。ところがある日、グルーは孤児院に暮らす元気いっぱいの幼い3姉妹と出会ってしまう。しかも3姉妹があろうことかグルーを見て“未来のパパ”と思ってしまったことで、彼の人生は大きく変わってしまうことに。こうして、世界最悪の悪者は人生最大のチャレンジ-幼い3姉妹-に直面するのだった…。

--数々のアニメキャラクターやアトラクションを生み出してきたユニバーサル・スタジオと、「アイス・エイジ」シリーズのプロデューサー、クリス・メレダンドリがタッグを組んで送り出すアトラクション3Dエンタテインメント映画。月を盗もうと企てる意地悪で嫌味な怪盗グルーと仲間のミニオンたちが、ひょんなことから幼い孤児の3姉妹を救い、懐かれてしまったことから大きく人生が変わっていく姿を描いたハートフルアドベンチャー--(作品資料より)

■率直な感想
あらすじからして冒険アクションシーンと心温まるストーリーが期待できる映画です。では、早速見てみた感想を。

まず、その3Dの気合の入れ方に驚きました。ストーリーよりもまずは3D映画として見てる人を楽しませるつくりといった感じ。ストーリーが悪いわけでは決してありません。が、単純に3D映像を見せると言う所に重きを置いた気がします。レーザー銃やミサイルと3Dで次々に飛び出すアイテム達。敵キャラのベクターも様々な3D武器で応戦。ギア好きの子供達は否が応でも盛り上がることでしょう。そう言った意味でもドラえもんの大長編的なテイストをちょっと感じました。

ストーリーはスリリングなアクションの中にも心温まる子供達との絆を軸に展開して行きます。こういった部分はアメリカ映画の得意とするところですので、とりたてて目新しさを感じる訳ではありません。大人でも無条件で楽しめると言うほどのストーリーでは無いかなと。ただ自分は大長編ドラえもんを今でも面白く見ることが出来るピーターパン気味大人なので、それなりに楽しむことが出来ました。ストーリーはさておき「2010年時点での3Dの出来を味わえる」と言う意味では多くの大人たちも楽しめることでしょう。3D映像はエンディングまでこだわってますから。

気になる吹き替え声優ですが、笑福亭鶴瓶の彼気味の明るい声は泥棒役にハマッてはいました。しかし一度鶴瓶を思い浮かべるとあの丸い顔が浮かんで離れなくなるなあ。はたして君は最後まで鶴瓶を思い浮かべずに見ることが出来るか(笑)!!?そんな試練を自分に課して見るのも面白いかもしれません。やっぱり3D映像に集中するには吹き替えの方が楽ですしね。今日は気になる怪盗グルーの月泥棒のレビューでした。【でんすけ】