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映画 「恋とニュースのつくり方」 感想

映画「恋とニュースのつくり方」は2011年2月25日公開の映画です。監督はロジャー・ミッチェル。出演はレイチェル・マクアダムス、ハリソン・フォード、ダイアン・キートン、パトリック・ウィルソンなどです。恋と仕事に頑張りながら生きる女性を描いた作品ですがその評価やいかに!?今回は「恋とニュースのつくり方」について率直な感想を書いてみたいと思います。

■あらすじ
テレビ局をクビになってしまったベッキー。失業中で落ち込んでいた彼女にチャンスが突然訪れる。ニューヨークのテレビ局の番組のプロデューサーに採用されたのだ。しかし彼女が担当するのは最低視聴率の番組だった。

ベッキーは何とか番組を立て直そうとメインキャスターの交代を計画する。彼女がテレビ業界を目指すきっかけになった憧れのキャスターマイク・ポメロイ。彼は、ピューリッツァー賞を始め、数々の栄誉ある賞に輝く伝説の報道キャスターだ。現在テレビ局とぶつかり報道番組を降板していたが、ベッキーは彼にキャスター就任を依頼した。

誰もが報道キャスターのマイクが朝の情報番組なんか引き受けるわけがないと思っていたが、曲とマイクの契約を利用して抜擢に成功する。これがきっかけでベッキーは局内で注目されるようになる。そして、かつてマイクの番組を担当していたプロデューサーからデートの誘いを受ける。局内の女性社員なら誰でも憧れるプロデューサーがなんとベッキーに恋をしたのだ。

仕事に恋に新たな一歩を踏み出した彼女だったが、マイクはプライドが高く、ニュース報道以外の仕事はすべて拒否し、パートナーのキャスターとはケンカばかり。番組の雰囲気は悪くなり視聴率は下がる一方だった。ついには上司から6週間以内に視聴率を上げなければ番組は打ち切りだと宣告されてしまうハメに。ベッキーはデート中も頭の中は仕事のことでいっぱいになり、恋の関係にも危機が訪れる。トラブルとプレッシャーの中でベッキーがとった行動とは…

■率直な感想
あらすじからして冒険アクションシーンと心温まるストーリーが期待できる映画です。では、早速見てみた感想を。

終始テンションの高いレイチェル・マクアダムスが大暴れ。タイトルからはあまり想像付きませんが、笑える映画です。頑張って頑張って恋に突っ走る様はどこか少女漫画の様。いや、かなり少女漫画です(笑)。心のあたたまる展開は、若い女性には結構はまるかもしれません。ただ、日本の少女漫画の方が主人公の描き方は練ってあるかな。「まっすぐに頑張る」と言う部分は良く描けていましたが、少々浅い印象も。心の裏の繊細な部分が加われば、日本人にはもっと合ったかもしれません。この辺がアメリカっぽいと言えばアメリカっぽいのですけどね。はっきり言えば男性にはちょっと退屈な映画かなと。

ハリソン・フォードは、つぼを押さえたいぶし銀の演技を披露。そこにあまり目新しさはありませんが、安定感をかもしだしていました。でもね、個人的にはスターウォーズやインディージョーンズのハリソンフォードが見たいのですよ。あの細めの目で繰り広げられるアクション。色気がいっぱいだったのですよ。それがこの映画には無かった。役が役だけにしょうがないのでしょうが…。インディージョーンズの最新作、クリスタルスカルでは(映画の内容はともかく)歳をとったなりの色気をかもし出していたので、今回もちょっとだけ期待してしまいました(役からして無理な期待ですよね)。このままアクションから離れず、よぼよぼになっても杖で戦うようなハリソンフォードであってほしい。超個人的な願い、失礼をば、いたしました。【でんすけ】