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映画 くまのがっこう ~ジャッキーとケイティ~ 感想

「くまのがっこう-ジャッキーとケイティ-」は2010年12月18日公開のアニメ映画です。映画「チェブラーシカ」と同時上映。監督は中村誠、声の出演は大橋のぞみ、北乃きい、田中直樹などです。絵本でもグッズでも大人気のくまのがっこうですが、映画の出来やいかに!?今回は映画「くまのがっこう ~ジャッキーとケイティ~」について率直な感想を書いてみたいと思います 。

本作は山の上で暮らす12匹の“くまのこ”たちの温かい日常を描いている大人気絵本の映画化となります。原作はあいはらひろゆきが文章、そしてあだちなみが絵を担当する人気絵本シリーズ「くまのがっこう」。

プーさんやリラックマに続き、話題の「くまのがっこう」のジャッキー。グッズも多数あり「くまのがっこう」と聞いただけじゃわからない人も、顔を見たらピンとくるのではないでしょうか?

ぬいぐるみはもちろんのことマグカップなどとても可愛いグッズが発売されていて、なんと800種類以上くらいあるそうです。ちなみにジャッキーは6月24日生まれのたった一人の女の子です。

ちまたでクマと言ったらぱっと出てくるのがくまのプーさんやリラックマですが、個人的にリラックマとジャッキーを比べてみると、リラックマは大きくまんまるの目で色も明るく、全体的に丸くポップな感じのカワイイ「ねぇねぇ」と近づいてきそうなキャラクター。対して「くまのがっこう」のジャッキーは小さく丸い目、どこがぼてっとしたほっぺた。色も濃く、どちらかというとリアルなクマに近いような気がします。それと同時に「どうしたの?」と話しかけてきそうな表情がとても癒されます。

っと、話は「くまのがっこう」そのものに移りましたが、映画に戻しましょう。まずはあらすじから…

■あらすじ
山の上で暮らしている12匹のくまのこたち。一番最後の12番目のこが、くまのこたちの中でジャッキーはたった一人の女の子。ジャッキーは少しからだの弱いお友達ケイティに元気になって欲しくて、お兄ちゃんたちと冒険に出るのだが、元々病弱なケイティに病気が襲いかかる…。

■率直な感想
この作品を大人があーだこーだ言うのはちょっと違う気もします。…のですが、何も言わないとはじまりませんので、大人から見た意見で書かせて頂きます。ご了承を。 まず映像が思ったよりずっとすごい。絵本が動くと言う感じ。今までもそういうテイストのものはありましたが、短いながらも2010年なりの技術が込められている気がします。子供といっしょに見る親からしたらここら辺に注目すると退屈しません。くまの肌のざらついた質感な特筆もの。「ああ、絵本がこうして動いてくれたらな」と言う願望が具現化した感じ。セリフ回しも優しく、子供も安心して見られます。

ストーリーはあまり難しく考えて見ない方が吉。ところどころつじつまが合ってないと言うか、行動の動機に疑問を感じるところもありますが、その辺はオールスルーでお願いします。そう、高画質なアンパンマンを見るような優しい心で(笑)

子供からしたらきっと同時上映のチェブラーシカよりもおもしろいでしょう。単純に何も考えず楽しめる作品です。【でんすけ】