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映画「グリーンランタン」を見た
映画「グリーンランタン」は2011年9月10日公開の映画です。
監督はマーティン・キャンベル。出演はライアン・レイノルズ、ブレイク・ライブリー、ピーター・サースガード、マーク・ストロング、ジェイ・O・サンダース、テムエラ・モリソン、タイカ・ウェイティツなどです。アメリカで人気のコミックスの映画作品ですが、果たしてどんな作品になっているのでしょうか。今回は、映画「グリーンランタン」について率直な感想を書いてみたいと思います。
映画「グリーン・ランタン」はアメリカでは長寿を誇るDCコミックスの人気シリーズです。DC社はスーパーマン、バットマンを有し、古くからあります。
アメリカからやって来たヒーロー、この「グリーン・ランタン」は複雑なストーリーをわかりやすくまとめてあり、なおかつテンポが良いので、観ている人を飽きさせない展開になっているとのこと。
監督のマーティン・キャンベルは「007/カジノ・ロワイヤル」でボンドを生み出し、シリーズを活性化させた監督です。グリーンランタンでの展開のスピーディーさも、さすがといったところですね。
主人公のハル・ジョーダンを演じるのは、登場人物がたった一人という異色サスペンス[リミット]で注目を浴びた実力派俳優のライアン・レイノルズ。一体どんな演技を見せてくれるのでしょうか。 では始めに簡単なあらすじを書いてみたいと思います。
■あらすじ
青年、ハルはパイロットであったが、少年時代の父の死を今だに乗り越えられず、肝心なところでいつも力を発揮できない。ある夜、彼は地球に飛んで来た宇宙人、アビン・サーに“グリーン・ランタン”の後継者として、力の元であるパワーリングを託される。アビン・サーはかつて自分が封じ込めたはずのパララックスの攻撃を受け、致命的な傷を負っていた。ハルは突然の出来事にとても驚いていたが、そうこうしているうちにパララックスの魔の手が地球に迫ってきた。そして彼は人類を守るために立ち上がるのだ。
■率直な感想
とにかく王道のアメコミ的展開。特殊能力とダイナミックなアクション。2010年代としては多少古さを感じますが、それでも安心して楽しみる作品だとは思います。
テンポも良く、最後まで飽きさせることはないので、子供にもおすすめです。また、クラシックな作りのため、40代~50代でも楽しめるでしょう。
グリーン・ランタンの能力は特におもしろく、「想像」を駆使した新い頭脳戦。今までなじみの無い形の能力ではありますが、そこが特徴になっています。アクション頼みじゃないのも好印象。
役者としてはピーターサースガードが悪役なのだけど、どこか憎めない、なかなかいい役を演じていました。
ちょっと残念だったのが、キャラ同士の「からみ」が悪いこと。アメコミ全体に言えることなのですが、それぞれのキャラの行動動機がいまいち分かりずらかった。それが良く転んだのが「ダークナイト」なわけですが、今作はそこまでの切れ味は無し。
なんにしても「グリーンランタン」、新しさはないけれど安定した面白さのあるアクション映画です。レンタルなら、「とりあえず借りてみるか」でもOKでしょう。【でんすけ】