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映画 ハングオーバー!! 感想

映画「鋼の錬金術師 嘆きの丘(ミロス)の聖なる星」は2011年7月2日公開の映画です。

「映画「ハングオーバー!!史上最悪の二日酔い、国境を越える」は2011年7月2日公開の映画です。
監督はトッド・フィリップス。出演はブラッドリー・クーパー 、エド・ヘルムズ 、ザック・ガリフィアナキス、ケン・チョン、ジェフリー・タンバー、ジャスティン・バーサなど。 コメディ映画としては最大の興入をあげた前作の「ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い」から2年、続編はこれいかに!? あらすじと感想を書いてみました。

今作は前作「ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い」の続編です。『ハングオーバー』とは二日酔いという意味で、史上最悪の二日酔いの男たちがまたとんでもないことを巻き起こします。

二日酔いで記憶を失った男4人組が前夜の行動を、そこに残された手がかりだけを頼りに探っていくというストーリー。今回は国境を越えてタイで消えてしまった仲間を探したり、ギャングたちと渡り合ったりするようです。エンドロールの証拠写真まで楽しめる作品になっています。前作も公開されるや否や全米で大ヒットした作品の続編。一体どんな評価になっているのでしょうか。まずは簡単なあらすじから書いてみたいと思います。

■あらすじ
スチュの結婚式に出席するために、タイに向かったフィル、スチュ、アラン、ダグ、の4人。

ラスベガスでの忘れ難い悪夢のようなバチェラー・パーティーを経験したスチュは、トラブルにならないようにするために、結婚式前には控え目で慎ましいブランチを計画していた。しかし…。

必ずしも物事は計画通りに進まないもので、気が付けば翌朝。二日酔いで目を覚ました４人が見たものは、メチャクチャになった部屋。しかも式を控えた新郎の顔にはタトゥーが、花嫁の弟は姿を消してしまい、その代わりにベストを着たサルがいた…。しかも無いのは前夜の記憶だけでなく、髪もパンツも無い。それでも、結婚式は明日だ。時間は刻一刻と迫ってくる。あちこちに散らばった数々の手がかりだけ を頼りに、果たして彼らは失われた記憶と花嫁の弟を取り戻すことができるのか…

■率直な感想
あらすじを読んだだけでもおバカな映画なことがわかります。世界観、関係性をしっかり知っておきたい方は前作を見ることをお勧めしますが、特に前作を見ていなくてもとりあえずは楽しめます。ノリもほとんど前作と一緒。笑いの方向も、ストレートなものよりもどこかひねくれていてブラックなジョークが中心。バカにしたようなノリが苦手な方にはお勧めしませんが、何も考えず見るには面白いコメディ映画です。

意外にもアクションシーンも楽しめました。全体を通してダイナミックかつシュールに進むので、飽きが来ることもありませんでした。テンポの良さも好印象。

近作の一番の笑いどころは「非常事態のありえなさ」です。前作もそうでしたが、おきていることのスケールが小さそうで大きい。指に関するところなど、酒だけでは起き得ないことが平然と起きている。ここら辺は

「われわれが良く遭遇する日常」

に、

「非現実」

を一振りトッピングしたような絶妙なバランスで成り立っています。ありえない話では無い。でも、ありえない。その部分がこの話のキモでしょう。

そしてそれらのありえない状態で、意外と平然としているおばかな主人公たちも魅力的でした。普段の悩みを一瞬でどうでも良いことの様に思わせてしまうストーリーは秀逸。この映画に深さを求めてはいけません。意味も無く笑いたい方は是非。【でんすけ】