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ハッピーフィート2 感想

映画「 ハッピーフィート2 踊るペンギンレスキュー隊」は2011年11月26日公開の映画です。 監督はジョージ・ミラー。声の出演は、イライジャ・ウッド、ロビン・ウィリアムズ、ブラッド・ピット、マット・デイモンなどです。ハッピーフィートの続編となるこの作品ですが、果たしてその評価やいかに?! 今回は映画「 ハッピーフィート2 踊るペンギンレスキュー隊」について率直な感想を書いてみたいと思います。 今作「ハッピーフィート2 踊るペンギンレスキュー隊」は、Wアカデミー賞受賞したアニメ映画『ハッピーフィート』の続編です。ダンスの得意なペンギンのマンブルの冒険を描いたミュージカルアニメの第2弾となる作品で、この ハッピーフィート2では、3D映像によって南極の景色が今までにない鮮やかさで壮大に映し出されています。 前作の主人公マンブルとグロリアの間に生まれた子供ペンギンのエリックがこの物語の新たな主人公。1作目を超えるのではないかと思うほどの最高の歌とステップで子どもたちにはもちろん、私たち大人にも忘れかけていた、勇気や感動を与えてくれる作品とも言えるでしょう。

気になる日本語吹替え版の声は劇団ひとり、今注目を集めている鈴木福、そしてミュージシャンのクリスタル ケイも参加していて、字幕版、吹き替え版と二度楽しめそうですね。それではまず始めに簡単なあらすじからたどってみたいと思います。

■あらすじ
ペンギンのマンブルはタップダンスの達人だか、悩みがあった。それは、息子のエリックがダンス嫌いなこと。踊ることが嫌いなエリックは逃げ出し、飛ぶことができるペンギン、マイティ・スベンと出会う。このカリスマ的な理想のペンギンを前にしては、マンブルは敵うわけもない。しかしその頃、強大な力によってペンギン世界は大きな危機に直面する。この状況の中、マンブルは小さなオキアミから大きなゾウアザラシまで、あらゆる生きものたちをペンギン国のために集結させる。そのガッツと勇気ある父親の姿から、エリックは大切なことを学んでゆく。

■率直な感想
吹き替え版を見ました。前作がエンターテイメント性の高い「はじめまして的作品」だったのに、対し今作はメッセージ性やテーマを広げたストーリー。大人でも楽しめるよう配慮したのでしょう。しかし、ストーリー自体はありがちで新しさは感じません。今作の見所はやはり「ミュージカルシーン」でしょう。

肝心の歌自体は安定していました。クリスタルケイはさすがでしたし、他のメンバーの歌も思ったよりすんなり聴けました。何を言えばセリフとのギャップがはげしいことかな。でも、ミュージカル自体がそう言う性質もあるのでそこは目をつぶれる範囲です。 個人的に一番の見所だったのが海の美しさ。最近のCG映画の映像はどれも奇麗でそこまでの差は感じませんが、今作はかなりいい線行っています。

総評すると「可もなく不可も無いが、安定して面白いCGアニメ映画」と言ったところでしょう。派手さは無いので見るに至る理由はなかなか浮かばないかもしれませんが、「見るものが無いのでハッピーフィートでも見よう」と言う理由でもなんとか答えてくれる安定感を感じました。【でんすけ】