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映画 カンフーパンダ2 感想
映画「カンフーパンダ2」は2011年8月18日公開の映画です。監督は監督 ジェニファー・ユー。 声の出演は、ジャック・ブラック ダスティン・ホフマン、アンジェリーナ・ジョリー、ジャッキー・チェン、ルーシー・リュウ、ゲイリー・オールドマン、ジャン=クロード・ヴァンダム などです。カンフーパンダの第二弾となる作品ですが、果たしてどんな評価になっているのでしょうか。今回は映画「カンフーパンダ2」について率直な感想を書いてみたいと思います 。
本作は、カンフーアクションアニメーション「カンフーパンダ」の第2弾です。第1弾では、なまけもので気の弱いパンダ、ポーの成長を描いていましたが、第2弾では、謎のままだったたポーの幼少時代が明らかになります。
なぜ、父親がガチョウのピンさんなのか?なぜ、村のパンダはポーひとりしかいないのか?ポーの本当の両親は一体誰なのか?そして、いったいポーは何者なのか?など、気になっているすべての謎が明かされるとのことです。
そして、その謎が明かされた時のポーの両親の愛と、本当の親子ではない、ピンさんとポーの本物以上とも言えるような親子愛にも注目。
声の出演も前作に続いて、豪華俳優人が集まり、ポーにジャック・ブラック、ポーのシーフー老師にダスティン・ホフマン、マスター・ファイブのタイガーにアンジェリーナ・ジョリー、モンキーにジャッキー・チェン、ヘビにルーシー・リュウなどが声を演じています。さらに第2弾の新たなキャストとして、ゲイリー・オールドマン、ミシェル・ヨー、ジャン=クロード・ヴァンダムなど個性派スターが出ています。それも併せて見ると面白いのではないでしょうか。では、まず始めに簡単なあらすじから書いてみたいと思います。
■あらすじ
ポーは“伝説の龍の戦士”である。平和の谷を守るために、“マスターファイブ”といって、有能なカンフーの達人たちと共に暮らしていた。しかし、ポーを新たなる敵が待ち受けていた。その敵とは、クジャクのシェン大老。その悪党は今までに見たことのないくらい、とてつもなく強力な武器を操る奴だ。彼らの目的は、中国を制圧し、カンフーを抹殺すること。ポーたちは再び立ち上がったが、敵の陰謀を止めるには、ポーの出生の秘密が関係していたのだった…。
■率直な感想
一作目もある程度の評価を得ていたカンフーパンダ。2作目で台無しにしてしまう映画も多い中、今回はどうなのだろうかとおっかなびっくりで見てみました。
結果から言うと、期待以上でした。面白さは前作とはまた違っていて、ギミックたっぷりに楽しませてくれる感じ。ポーの出生の秘密に触れてみたり、回想シーンなどで絵のタッチを変えてみたり、日本人にもすっと入ってくる面白さ。
CGの綺麗さも特筆もので、ところどころで実写かと錯覚するほどでした。キャラクターの表情も豊かで、一人ひとりに命が与えられた様。2011年時点でのCGアニメの限界を感じさせてくれます。スピード感があり、善と悪の対決が分かりやすい。最近の日本のアニメでは描かれていない痛快活劇なので、子供にもしっくりくる内容でしょう。
同じ次期に上映されたカーズ2などにくらべると地味な印象のカンフーパンダ2ですが、同ジャンルならこちらがおススメかもしれません。
しかし、なんだか地味なタイトルで損している印象だなあ。映画の名前ももっとパンチのあるものにしてほしいような…。【でんすけ】