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映画 これでいいのだ!! 感想

映画「これでいいのだ!!映画★赤塚不二夫」は2011年4月30日公開の映画です。監督は佐藤英明。出演は、浅野忠信、堀北真希 、阿部力 、木村多江、いしだあゆみ 、佐藤浩市などです。武居俊樹の著書「赤塚不二夫のことを書いたのだ!!」を映画化。豪華キャストで“事実を超脚色、して作品ですが果たしてその評価やいかに?!今回は映画「これでいいのだ!! 映画★赤塚不二夫」について率直な感想を書いてみたいと思います。

赤塚不二夫と言えばみなさんもご存知「天才バカボン」、「おそ松くん」、「ひみつのアッコちゃん」などの作品が有名な漫画家です。今回、編集担当者として35年の親交があった武居俊樹氏の著書「赤塚不二夫のことを書いたのだ!!」が豪華出演陣で事実をかなり誇張して映画化されました。

赤塚不二夫を演じるのは、浅野忠信。彼はハリウッド映画にも出て注目されている俳優ですが、昔から赤塚不二夫の大ファンで、彼の役がやりたかったとのこと。誰も見たことのない全力のハジケっぷりで、バカに命をかける赤塚不二夫を演じています。そんな赤塚に振り回される、新人編集者の初美役の堀北真希も、清純派というイメージを覆すような、かなりコメディーな演技をしているようです。話題作なだけにその評判が気になりますね。まずは簡単なあらすじから書いてみたいと思います。

■あらすじ
「お待たせざんす。ミーはたった今、花のおフランスから帰ってきたざんす」そう言って重厚な雰囲気に全く合わない人物が小学館の入社式のホールへと入ってきた。紫のスーツに出っ歯の“イヤミ”に扮して登場したのは、小学館「少年サンデー」の看板作家、赤塚不二夫だった。「ミーがチミたちに言いたいことはたったひとつ。それはバカになることざんす」そして、社員全員で“シェー”のポーズ。その中で新入社員の武田初美はひとり呆然と立ち尽くしていた。赤塚は立ち尽くす彼女の姿を見つけ、初美の手足を掴んで無理やりシェーのポーズをさせようとした。初美は「やめてください」と赤塚の顔面に思いっきりパンチをおみまいする……。この衝撃的な出会いが、やがて日本の運命を変えていく。超バカ天才漫画家、赤塚不二夫とド真面目な新人編集者、武田初美との戦いが始まるのだった…。

■率直な感想
最初は赤塚不二夫を浅野忠信が演じると聞いて不安に思いましたが、意外にすんなり入り込めました。はじけっぷりもハマっていましたし。ルックスにしても、実際に赤塚不二夫はトキワ荘の漫画家の中でもイケメンだったと言う話ですしね。 一方の堀北真希ははじけっぷりが不自然で、ちょっともったいない印象。もっと新境地を開いてほしかったのが本音でしたが、残念ながらそこにはいたらず、いつもの「優等生的堀北真希」でありました。決して悪いわけでは無いのですが…。一見地味なイメージがつきがちな伝記的作品。そこに彼女が出ると話題性はありますので、起用した方にもそう言う意図を感じたと言えば深読みしすぎかな(爆)

肝心のストーリーですが、これまたちょっと中途半端感は否めません。泣かせたいのか、笑わせたいのか、感心させたいのか、わからないと言った感じ。もちろん、そのすべてを取りに行ったのでしょうが、さじ加減が少々甘かった印象。もっと冒険してもよかったのでは。

s 「ゲゲゲの女房」的に行きたかったのかもしれませんし、赤塚不二夫は水木しげるに引けを取らないくらい面白い人物ですから、ネタはたくさんあったはずです。しかしそれを生かしきれなかったのはちょっと残念だったかな。彼の人生自体に興味を持つ良いきっかけにはなる作品だとは思います。それと、かなりSでマニア的な見方をしてしまうと…「なれない役に困惑しっぱなしの堀北真希ちゃん」を見れる数少ない貴重な映画とも言えます。堀北真希の真のファンの方にあえて言わせてもらいますが、その目的ならDVDは買う手も…。いや、なんでもありません(笑)【でんすけ】