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映画 ミッション:インポッシブル ゴースト・プロトコル 感想

映画「ミッション:インポッシブル ゴースト・プロトコル」は2011年12月16日公開の映画です。監督はブラッド・バード。出演は、トム・クルーズ、ジェレミー・レナー、ポーラ・パットン、サイモン・ペッグ、ジョシュ・ホロウェイ、ヴィング・レイムズ 、レア・セドゥー、などです。ご存知、「ミッション:インポッシブル」シリーズの第4弾となる作品ですが、果たしてどんな評価になっているのでしょうか。 今回は映画「ミッション:インポッシブル ゴースト・プロトコル」について率直な感想を書いてみたいと思います。

本作は「ミッション:インポッシブル」シリーズの第4弾です。前作から5年ぶりとなる作品で、シリーズ3作目に『SUPER8/スーパーエイト』のJ.J.エイブラムス監督がトムクルーズと共同プロデュースを務め、『Mr.インクレディブル』などでオスカーを受賞したブラッド・バードが実写映画初監督を務めています。

究極のミッションに挑むスパイの、イーサン・ハント役にトム・クルーズ。そして、ヴィング・レイムス、サイモン・ペッグなどのレギュラー陣に加えて今回は『ハート・ロッカー』でオスカーにノミネートされたジェレミー・レナー、『プレシャス』のポーラ・パットンが新たに出演しており、豪華キャスト共演にも注目が集まります。また、世界一の超高層ビルとして有名な、ドバイのブルジュ・ハリファの地上828mというとんでもない高さで繰り広げられるアクションに、なんとトムが自らスタントに挑んだことも大きな話題となりました。この「ミッション:インポッシブル ゴースト・プロトコル」見どころがたくさんありますが、果たしてどんな評価になっているのでしょうか。まずは簡単なあらすじから書いてみたいと思います。

■あらすじ
ロシアのクレムリンで爆破事件が発生する。そして、その容疑がIMF(極秘スパイ組織・不可能作戦班)のイーサン・ハントとそのチームにかけられる。米大統領は政府が事件に関与した疑いを避けるため、「ゴースト・プロトコル(架空任務)」を発令。イーサンチームはIMFから登録を抹消されてしまう。

イーサンたちは国や組織という後ろ盾を失ったまま、クレムリン爆破の黒幕を追い、核テロを未然に防ぐというミッションの遂行を余儀なくされる。もし失敗すれば彼らは、凶悪テロリストとして全世界に指名手配されてしまうのだ。黒幕たちの取引の現場は、世界一の高さと最新のセキュリティを誇るドバイの超高層ビル、ブルジュ・ハリファ。難攻不落の天空城に、特殊粘着グローブと命綱一本で外部からの侵入を試みるイーサンに幾重にも張り巡らされた罠と、裏切りの影がよぎる。そして次第に明らかになるミッションの真の目的とは一体…

■率直な感想
シリーズ4作目ですが、中だるみ感は無く、新鮮な気持ちで楽しませてくれました。映像が最新技術を用いた迫力のある映像な上、カメラアングル、建物の立体感も秀逸。迫りくるスリルを客席からも臨場感たっぷり感じる事が出来ました。

一方でそれら「視覚」の描写のみにとどまらず、しっかりしたストーリーで映画全体を組み立ててくれたのが好印象。シリーズ特有のありえない場所をよじのぼる描写もあり、今作ではありえない高さの建物をのぼってくれます。それらのスリリングなシーンを味わうのはやはり映画館で楽しむのがベストと思いますが、家で大画面のTVで見ても十分その魅力を味わえるでしょう。このような作品を日本で作ると「ね、ハリウッドみたいでしょ」みたいにポーズになってしまうことが多いのですが、今作はさすがに本家。ポーズなんて関係なく冒険エンターテイメントを楽しむ事が出来ます。なんだか今回はベタ褒めですが、その評価は「ハリウッド映画らしい楽しみ方を教科書どおりにやってくれた」点が大きく影響しているでしょう。

単純にありえない空間を映画で楽しむなら、これくらいわかりやすくダイナミックにやってくれた方が良いと言うことです。細かい心情描写を楽しみたいのならば別な映画をおすすめしますが、そう言う人は「ミッションインポッシブル」は選ばないでしょうからね(爆)【でんすけ】