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映画 少年マイロの火星冒険記 感想

映画「少年マイロの火星冒険記」は2011年4月23日公開の映画です。監督はDisney’sクリスマス・キャロルなどのサイモン・ウェルズ。出演は、セス・グリーン、ダン・フォグラー、エリザベス・ハーノイス、ミンディ・スターリング、ジョーン・キューザックなどです。火星人に誘拐された母親を救うために冒険に出る少年の3Dアニメーションということですが果たしてその評価やいかに?!今回は、映画「少年マイロの火星冒険記」について率直な感想を書いてみたいと思います。

本作は火星を舞台に少年の冒険をCGアニメで描いた作品です。 一般的なアニメ作品と違うところはパフォーマンス・キャプチャーという技術を利用しいるところ。名前だけ聞いてもピンときませんが、これは俳優さんたちがまず演技をして、それをそれぞれのキャラクターの演技に反映させているるということのようです。 つまりCGアニメでありながら、実際に人の動きであるということです。少年マイロは9歳の設定ですが、演じているのは1974年生まれのセス・ローゲンです。まさに、この技術あってこその作品だと言えるでしょう。火星の地下基地なども細かく作られているので、そこも見所のひとつではないでしょうか。まずは簡単なあらすじから書いてみたいと思います。

■あらすじ
9歳の少年マイロは、母親といつもケンカばかりしていた。いつも口うるさく言うからだ。だからマイロは「ママなんていなければいいのに」なんて言ってしまった。しかし、ある日、母親が突然何者かに連れ去られてしまう。マイロは必死にその後を追いかけ、やがてロケットで未知なる宇宙に飛び出した。そしてロケットは火星に到着する。この星では高度な科学と文明を誇る火星人たちが暮らしている。なぜ火星人はマイロの母親を誘拐したのだろうか……。そして、マイロはどうすれば母を助け出して、無事に地球に戻れるのだろうか?見知らぬ星での未知なる発見の連続、命がけの救出。そして、火星で出会う仲間。驚きだらけのマイロの冒険は、やがて火星に隠された驚くべき謎を解き明かしていくことになる。

■率直な感想
結構大人でも楽しめる作品でした。マイロのかわいげのなさに最初はちょっと感情移入できませんでしたが、クリスマス・キャロルのサイモン・ウェルズという事で変化、更生していくことは予想出来ました。実際には予想通りにことは進みましたが、一筋縄ではいかないマイロの性格は残っていて、自分は好印象でした。クリスマスキャロルの更生して変わりすぎの主人公もアメリカ的で良かったのですが、今回はひねくれ少年の「マイロ」ですもんね。

ストーリーは主に火星で繰り広げられ、結構スリリングな話。スケールも大きいです。笑えるシーンも沢山織り交ぜているので、大人も子供も楽しめる作り。ややありがちなストーリーではありますが、舞台がありがちではなかったので(火星です)、最後まで楽しく見ることができました。

ウリのパフォーマンス・キャプチャーは、見ていてそんなにありがたさは感じませんでした。それだけ昨今のCGアニメーションが進化していると言うことでしょうね。ところどころ人間らしい動きがありましたが、すぐに過ぎていってしまうので、あまり気にせず最後まで見てしまいました。DVD化したら、家でゆっくり見てみるといいかもしれません。終わってみたら、結構楽しんでいる自分がいました。

ずっと思っていたのですが、主人公はETの主役の兄貴のよう。更生して、それでもやんちゃするような感じ。わかりづらいたとえですいません(爆)【でんすけ】