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映画 パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉 感想

「パイレーツ・オブ・カリビアン/生命(いのち)の泉」は2011年5月20日公開の映画で、大人気シリーズ「パイレーツ・オブ・カリビアン」の第4作目。今回の見所は、今までで最強と言われる「黒ひげ」の登場、女海賊「アンジェリカ」(ペネロペ・クルス)や、美しき人魚などの個性あるキャラクター達です。監督は『シカゴ』『SAYURI』等を手掛けたのロブ・マーシャル監督。主役はもちろんジョニー・デップ演じる海賊ジャック・スパロウ。はたしてどんな物語になるのか。追ってみましょう。

「ツーリスト」「シザーハンズ」などで大人気のジョニー・デップ主演でおなじみの大ヒットシリーズ第4弾。今回は海賊ジャック・スパロウが、永遠の命を得られると言う“生命の泉”を求め冒険の旅に出る物語。注目のペネロペ・クルスはジャックが過去に愛した「女海賊アンジェリカ役」で登場。監督は「シカゴ」等ののロブ・マーシャル。日本でも人気のシリーズ、はたしてその出来は!? 気になるあらすじから見てみましょう。

■あらすじ
キャプテン・ジャック・スパロウ(ジョニー・デップ)が新たな航海へ出ると言う。今回の旅の目的は、永遠の生命をもたらすという伝説の「生命の泉」を手に入れること。禁断とも言われる秘宝をめぐって期待に胸を膨らませるジャック。そのころ、実在した史上最恐の海賊「黒ひげ」(イアン・マクシェーン)、そして英国海軍に所属する元海賊、宿敵バルボッサ(ジェフリー・ラッシュ)達の動きも活発に。事態は波乱の様相の予感…。一方ジャックの前にある女が姿を現した。かつてジャックが愛した女海賊アンジェリカ(ペネロペ・クルス)だった。欲望、裏切りうずまく海。そこでは他にもいくつかの出会いがあった。伝説の泉に関わりがある「人魚シレーナ」、「若き宣教師フィリップ」、個性豊かなキャラ達はたしてどうからんでくるのか。重厚な罠や難解な謎をクリアし、“生命の泉”に辿り着くのは誰なのか?あらたな波乱の幕がいま上がる…。

■率直な感想
パイレーツオブカリビアンは評価が分かれる映画です。エンターテイメントとしての人気もさることながら設定に入り込めなければ楽しめない部分もあるでしょう。今回は第4作と言うことでもうおなじみ感がありますが、はたしてその出来は!?

まずアクションによるテンポの良さがそれほどありません。一言で言えば今までの作品よりも地味な印象。前半こそドキドキさせられる部分がありましたが、中盤から後半にかけて乱雑になっていく感じもあり。今までの作品よりもスケール感が小さいのもちょっと残念かな。表現したかったことは多いのだろうけど、キャラが多い分まとめるのも難しかったのかもしれませんね。一方で役者の力はいかんなく発揮されていました。特にバルボッサ、ジャック、アンジェリカのからみは秀逸。乱雑だったストーリーですが、役者の個々の力でなんとかまとまったかなと。 キーとなる黒ひげはもっとキャラを振り切ってもよかったかなと思いました。最高の悪でも無ければ最強の敵でも無い。もっと「たおすべき相手」として描いてくれれば感情移入も出来たのですが…。

とまあ今回は厳しいことも書きましたが、「おばかでやる時はやる」ジャックの活躍はいつも通りですので、そこらへんは安心して見てられます。シリーズを重ねるとそこにプラスαが欲しくなるのは…仕方ありませんね。【でんすけ】