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映画 スカイライン 感想

映画「スカイライン -征服-」は2011年6月18日公開の映画です。 監督 は、グレッグ・ストラウス 、コリン・ストラウス。 出演はエリック・バルフォー、クリスタル・リード、スコッティ・トンプソン、ブリタニー・ダニエル、ドナルド・アデオサン・フェイソンなどです。『AVP2 エイリアンズVS.プレデター』などを手がけたストラウス兄弟監督のエイリアンによる地球征服を描くSF大作ですが果たしてその評価やいかに?! 今回は映画「スカイライン -征服-」について率直な感想を書いてみたいと思います。

本作は『2012』『アバター』などのVFXスタジオHydaluxが、最新の映像技術を駆使して創り上げたSF作品です。ロスの高級マンションの一室に集まったごく普通の人々が目撃する、エイリアンによる地球征服の3日間を描いたストーリーです。戦う術を知らない、ましてや戦ったこともない人間の前に、強力な力を持つ“なにか”が襲いかかってくる。そんな絶望的な極限状況での人々の心の動きなども注目したいところの一つです。 では始めに簡単なあらすじから書いてみたいと思います。

■あらすじ
ロスに住む親友のペントハウスを訪ねていたカップル、ジャロッドとエレインは、その日の早朝、目を覚ました。最上階の部屋のブラインドから差し込む青白い光と不気味な音がとても気になったのだ。そして、その光を見た友人の一人が、一瞬のうちに光の中に吸い込まれて姿を消すのを見てしまった。そして更に、窓の外の光景を見て、彼らは呆然と立ちつくしてしまった。目の前に迫ってくるのは、なんと今まで見たことのない巨大な飛行物体。しかも、それは1機だけでないのだ。空を埋めるほどの無数の飛行物体が、地上からどんどん人々を吸い上げているではないか。だが、それは絶望的な3日間のほんの始まりにすぎなかった…。

■率直な感想
ここまでCGに頼ってくれると逆に面白かった。ストーリーはあってないような大味な印象。そして妙にクオリティの高いCG。 おそらくCGが無いと公開すらしていない映画でしょう。しかし狙ってか狙わずかそのギャップが面白いなと感じました。といいますか、この映画のアイティンティティをどうしてもそこに感じずにはいられなかった(爆)

テンポはとても良かったです。スピード感たっぷりに一気に見せる感じ。何も考えず見るのが一番利口な見方でしょう。日本映画に多い「メッセージ性」に疲れた人には特に良いかも。自分は映画からなんらかのメッセージを受け取りたいと思うクチなので物足りなかったですが、たまにはこう言うアトラクション的な映画も気分転換になって良かったです。退屈な部分もほぼ皆無。日本人にはつくれない類の映画であり、きっと作る必要も無いのでしょう。

とにかく言えるのは「多くを求めず、何も考えず見て下さい」と言うこと。大作を期待してるならスルーです(爆)一生懸命でエネルギーの高い俳優陣は○でした。【井出】