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映画 トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン 感想

映画「トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン」は2011年7月29日公開の映画です。 監督はマイケル・ベイ。出演はシャイア・ラブーフ、ロージー・ハンティントン=ホワイトレイ、ジョシュ・デュアメル 、タイリース・ギブソン、ジョン・タトゥーロ、ジョン・マルコヴィッチ、パトリック・デンプシーなどです。「トランスフォーマー」シリーズの完結編となる作品ですが果たしてその評価やいかに?!今回は映画「トランスフォーマー」について率直な感想を書いてみたいと思います。

映画「トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン」は監督を務めるマイケル・ベイが初めて3Dカメラを利用して製作した「トランスフォーマー」シリーズの完結編です。3Dカメラでの撮影はとても臨場感あふれる映像で、作品自体にも奥行きが感じられると思います。もちろんオートボット、ディセプティコンたちのとても複雑なトランスフォームも迫力たっぷりで仕上がっているとのこと。戦闘シーンではシカゴの街を壊滅させるという場面や、次から次に襲いかかる危機の連続にスクリーンから目が離せなくなることでしょう。前作よりも成長したサムと新しい恋人のカーリーのラブストーリーや、新しく登場したトランスフォーマー、センチネル・プライムとオプティマス・プライムの信念をかけた戦いなど、戦闘場面以外でもドラマが繰り広げられているので、ぜひそこにも注目したいところ。 戦闘シーンに人間ドラマに、様々な面で見応えのある作品に仕上がっているのではないでしょうか。では、始めに簡単なあらすじから書いてみたいと思います。

■あらすじ
アポロ11号が月面に降り立った1969年。人々は喜びに沸いたが、実はアポロ11号のクルーたちには、極秘ミッションが課されていた。それは月面に不時着したトランスフォーマーの宇宙船を地球に持ち帰るというミッションだった。…40年後、トランスフォーマーのセンチネル・プライムが故郷のサイバトロン星を復興しようと、月面から持ち帰られた宇宙船を利用した。 その頃、トランスフォーマーの友人のサムは、ワシントンDCで新しい恋人のカーリーの家に居候していたのだった。

■率直な感想
まず映像が素晴らしかった。2011年時点でのSF技術がも結集されているような作品であると思いました。トランスフォーマーたちの関節の動き、変形、微妙な汚れや凹みなど、あげればきりがないほど細かく描かれたCG。見ごたえはあると思います。 3Dのとの相性も良く、よくある「とりあえず3Dにしました」と言う作品ではありません。飛び出すポイントや、サウンドとも相まって世界に入るこませるべく作られた3Dとして機能していた点は高評価。

ストーリーに関しても前作よりも練られていました。アポロ計画とのからみや、敵、見方にわかれての心理的攻防は長い上映時間を飽きさせないよう工夫が凝らしてありました。続編で前作までのマイナスポイントを修正出来ている作品もめずらしいので、ここも高評価です。

一方で気になるところも無いわけではありません。映像に見とれ、アクションに入り込みたい時に恋愛モードが混ざるのが少々かったるかった印象。不必要に思われるシーンもいくつかあり、長い上映時間なだけにもう少しカットしても良かったのではと思ってしまいました。 しかしアクションが良いところで入ってきてくれるので、気にならない人もいるかもしれませんね。総じて今回のトランスフォーマーは前作の退屈さを払拭し、エンターテイメント作品として、高次元で仕上がっているので、ファンで無くても見て損はないでしょう。 特に男子は…、胸おどるよなあ。昔のアニメ版を知っている人は時の流れに違った意味で感動するかもしれません。特に中野のブロードウェイで、箱に入ったロディマスコンボイを眺めているそこのあなた!!(爆)【でんすけ】