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映画 アンフェア 感想

映画「アンフェア the answer」は、2011年9月17日公開の映画です。 監督は佐藤嗣麻子。出演は、篠原涼子、佐藤浩市、山田孝之、阿部サダヲ、加藤雅也、吹越満 、大森南朋、寺島進、香川照之 などです。人気TVドラマの劇場版第二弾ですが果たしてどんな作品になっているのでしょうか。今回は、映画「アンフェア the answer」について率直な感想を書いてみたいと思います。

映画「アンフェア the answer」は、検挙率ナンバーワンの美人刑事、雪平夏見の型破りな捜査を描いた人気TVドラマの劇場版第2弾です。
今回の映画は、連続殺人事件の容疑を掛けられてしまった雪平の逃避行を描いたストーリー。監督、脚本を担当するのは「K-20怪人二十面相・伝」などを手掛けた佐藤嗣麻子。出演は篠原涼子、佐藤浩市、山田孝之、阿部サダヲなどベテラン俳優陣が揃っています。彼らのTVドラマとは違った雰囲気が感じられるのは、映画ならではと言えるでしょう。 迫力ある演技にぜひ注目したいところ。それでは、まず始めに簡単なあらすじを書いてみたいと思います。

■あらすじ
殺人事件の容疑者となった人物が次々に殺されるという前代未聞の“予告殺人”が発生する。 雪平夏見は東京を追われ、北海道の西紋別署に勤務している。その雪平に例の連続殺人の容疑がかかった。そして、警視庁内は雪平逮捕の一報が伝えられ騒然となる。

雪平は緊迫するこの状況の中、事件の真相を追い求め、警察から逃避行することを決める。そこで明かされるひとつの事実。犯人の狙いは国家機密が隠されたUSBであった。USBを巡り雪平に近づく元夫、同僚、上司、検察、凶悪犯罪者たち。その背後で蠢く国家を脅かす巨大な陰謀。様々な思惑が絡み合う中、予告殺人と警察の暗部をつなぐUSBを最後に手にするのは。雪平は誰を信じ、誰に裏切られ、そして誰を裏切るのか…

■率直な感想
ドラマを見ていなくても見れる内容。結構血が飛び交うバイオレンスなシーンもあるので、そう言うのが苦手な方は注意です。

映画全体としては、かっこよさを追求していると言った印象を受けます。もう少し力を抜いた演出でも良かった気が。ここら辺は古畑任三郎的な肩すかしを織り交ぜても面白かったかなと思います。主演の篠原涼子はかっこよかったです。脇を固める俳優にも、大物役者さんたちを投入していますが、彼らがチョイ役な訳が無い訳で…。展開がどこか予想出来てしまいました。

あとは、新鮮さが欲しかったかな。どこかで見たような気がするシーン、セリフ。ちょっと楽しみが少ない気がするのですが、作品のファンなら気にならないのでしょうね。 全体を通してのテンポ感は良かったです。退屈はしませんでした。

女性の強さを示すのが裏テーマな気がしますが、雪平が前回よりも少し弱くなった印象があるのは自分だけでしょうか。徹底した強さを見てみたかった気がします。

いろいろ書きましたが、ファンにはまあ、満足の出来かな。【でんすけ】