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映画 うさぎドロップ 感想
映画「うさぎドロップ」は2011年8月20日公開の映画です。監督はSABU。出演は、松山ケンイチ、香里奈、芦田愛菜、桐谷美玲、キタキマユ、佐藤瑠生亮、綾野剛、池脇千鶴などです。宇仁田あゆみ原作の大人気コミックが実写映画化されましたが、果たしてどんな作品になっているのでしょうか。今回は映画「うさぎドロップ」について率直な感想を書いてみたいと思います。
今作は宇仁田ゆみの人気コミックが原作になっているヒューマンドラマです。
独身男・ダイキチがひょんなことから祖父の隠し子で6歳の少女りんを育てることになってしまい、変化した日常に七転八倒する…。そんな毎日と2人の絆が描かれたストーリー。
2011年にはアニメ版も放映されています。また、PUFFYの歌う「SWEET DROPS」がアニメと映画両方の主題歌となっていることも話題になっています。目の前に助けを求めている人がいれば、見て見ぬふりなんてできない。引き受けたら最後までやり通す。そんなダイキチの姿にきっと胸が踊らされるのでは。走りまくりの松山ケンイチにもぜひ注目してみてください。ではまず初めに簡単なあらすじから書いてみたいと思います。
■あらすじ
ダイキチは、27歳で独身サラリーマン。彼は、祖父の葬儀で、祖父の隠し子りんと出会うのだが、たった6歳の少女が親戚中からお荷物扱いされているのを見て頭にきたダイキチは、反対する両親や妹を押し切って、りんを自分の家へ連れ帰る。
そしてまず初めに保育園探し。そして、残業のない部署への異動や、りんのおねしょ対策まで常に全力で立ち向かうダイキチを見てりんもしだいに心を開いてゆく。
ある日、りんと仲良しの友達コウキの母親が憧れの女性だったこと知りダイキチは驚く…
■率直な感想
見ていて演じてる松ケンと芦田愛菜ちゃんの二人が楽しんで演じているオーラが沢山伝わってきました。細かいところが大味で、つっこみどころもある映画でしたが、その二人の「オーラ」で持っていけてるのがすごい。時代が味方している二人とでも言いましょうか。ちょっと嫉妬さえ覚えてしまいます(笑)
テンポがいいので、眠くならずに見ていられます。ダイキチの雰囲気はアニメの良さとはまた違います。映画の方がちょっとイケメンな感じ。ダイキチと言うより、松ケンが等身大で映画の中にいる感じ。ですので、原作の再現度と言う点ではそこまで期待しない方がいいかもしれません。
先ほども言いましたが、「主演二人のオーラ」で持ってる部分もあるので、それだけである程度の面白さは期待できる感じかな。人にはよるけれど、無条件で楽しめる映画です。
作品の雰囲気的には「マルモのおきて」と、「セクシーボイスアンドロボ」を足した感じ。ギャグテイストの中にも感動があると言う点でも似た雰囲気です。
個人的にはかなーりヒットした映画です。【でんすけ】