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映画 X-MEN:ファースト・ジェネレーション 感想
映画「X-MEN:ファースト・ジェネレーション」は2011年6月11日公開の映画です。
監督はマシュー・ヴォーン。出演は、ジェームズ・マカヴォイ、マイケル・ファスベンダー、ケヴィン・ベーコン、ジェニファー・ローレンス、ニコラス・ホルトなどです。遺伝子の突然変異で特殊な能力が覚せいしたミュータントの苦悩と戦いを描いた人気SFアクションシリーズ。今回は映画「X-MEN:ファースト・ジェネレーション」について率直な感想を書いてみたいと思います。
今作は言わずと知れたハリウッドの超メジャー作品。最先端のVFXで映像化し、最高のSFアクションとして絶賛を博した『X-MEN』シリーズの最新作です。
驚くべき特殊能力を持ったミュータントたちの激闘が描かれており、本作では、“なぜミュータントたちは分裂したのか、なぜマグニートーは人類を憎むのか、なぜプロフェッサーXは車椅子の身になったのか”など世界中のファンが知りたいと思っているであろう数々の疑問の答えが、衝撃的に語り明かされています。
出演は『ウォンテッド』のジェームズ・マカヴォイと、今超期待のマイケル・ファスベンダーがチャールズ&エリックを演じており、今注目の若手俳優が多数共演しています。すでに「シリーズ最高の仕上がり」という声も上がっているようですが、一体どのような評価になっているのでしょうか。
まずは簡単なあらすじから書いてみたいと思います。
■あらすじ
1960年代、国際情勢は緊迫している。裕福な家に生まれ、名門大学に通うチャールズと、母親と引き裂かれてしまった悲しい過去を持つエリック。チャールズは強力なテレパシーを使うことのできるミュータントだったが、自分と同じような能力を持つ者の存在に気付きはじめていた。そんな中、強力な磁力を発生させ、あらゆる金属を自由自在に操れるエリックとめぐり合う。ミュータントとして人類と闘うべきか、それとも共存すべきなのか、それぞれ考えは違えど、ふたりは友情を深め、世界各地のミュータントを仲間に迎え入れていく。しかし、元ナチスの科学者ショウが、ミュータント集団“ヘルファイヤークラブ”を結成する。彼は、戦時中にエリックの母親を殺した男だ。彼はやがてショウが悪魔のような計画を実行したとき、チャールズとエリックはその野望を阻止しようとする。しかし、運命とは過酷なもので、ふたりの絆を引き裂き、人類との“共存”か“支配”かという正反対への道へと導いていくのだった……。
■率直な感想
なんだか何も考えず楽しめました。最初から最後までエンターテイメントの鏡のような作品です。シリーズを見たことは無くても楽しめますが、今までのシリーズを見ていた方がより楽しめるのでは無いでしょうか。
プロフェッサーXとマグニートーのくだりはなんだかスターウォーズエピソード3のオビワンとアナキンを思わせます。宿命に翻弄され描かれる悲しき物語。その繊細さが、今までになかったテイストをかもしだしており、個人的に高評価。
単純に盛り上がるだけではないストーリー。もしかしたらアメリカ人より日本人に受けが良いかも知れません。
総じて今までのX-MENで一番クオリティの高い作品でしょう。逆にこれを見たあとに他のシリーズを見ると物足りなく感じるかもしれませんので、やはり今までのシリーズを見ておくのが吉かな。それにしても、ダークナイトと言い、アメコミ原作映画、シリアスになった時の方が面白いとはどういうことでしょうか(爆)【井出】