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黒子のバスケ アニメ
黒子のバスケがついにアニメ化されることに。黒子のバスケはジャンプで連載されている人気スポーツマンガです(作者、藤巻忠俊)。主人公「黒子」は影の薄い脇役タイプと言うこれまでに無かった切り口で、ライバルキャラと共に多くの人気キャラが登場します。主人公意外にもキセキの世代と言われるキャラ達が存在し、その人間ばなれしたプレイはアニメーションすることによりさらに多くの人を魅了することになりました。
●キャラレビュー
黒子のバスケは週刊少年ジャンプで連載されている人気スポーツマンガです。その特徴は超絶的な必殺技が飛び出すこと。イナズマイレブンほどぶっとんではいませんが、ジャンプの伝説的スポーツマンガ「キャプテン翼」や、近年のヒット作「テニスの王子様」のような人間ばなれした技は飛び出します。そんな黒子のバスケのアニメは2012年4月から放送開始しました。監督は多田俊介。キャラクターデザイン、菊池洋子。
スラムダンク以降、ジャンプでは長らくスポーツ漫画が不毛と言われていました。途中、ミスターフルスイング、ライジングインパクトなど多くのスポーツ漫画が連載されましたが、どれも頭ひとつ抜け出るほどではありませんでした。
例外と言えば腐女子人気に火がついた「テニスの王子様」もありますが、大きな規模で展開されたのはそれくらいと言っても過言ではありません。
そして今回の黒子のバスケ。最初から人気が爆発していたナルトやワンピースと違い、連載当初は今ほどの知名度はありませんでした。密かな人気は誇っていたものの、ジャンプ紙上での存在感は薄く、一時期は掲載位置も真ん中より後ろで、打ち切りに転ぶことも想定されました。それでも淡々と連載を続け、新たなキャラが出るたびに(決定的だったのは青峰の存在の面白さか)少しづつ人気が増してきたように思います。しかし、一般層には浸透した決定的理由はアニメ化です。
2012年。アニメが放送されるやいなや女子中心に大人気に。第二のテニスの王子様と期待される番組になりました。
中でも人気が集中しているのがやはり元帝光中のメンバー。黒子を筆頭に、赤司、青峰、黄瀬、緑間と、どれもイケメンぞろいのキャラクターに人気が集中。今ではすっかりジャンプを代表するスポーツアニメとして人気を得ることになりました。あの曲者漫画「銀魂」でも「黒子野太助」と言うパロディキャラが登場したほどです。
さて。そんな黒子のアニメ化ですが、実はアニメならでの長所が沢山ありました。
まず、プレイに迫力が出たこと。特に漫画原作では伝わりづらかった黒子のプレイがアニメでは丸わかりで、「ああ、こうやってパスを出していたんだな」と感じることが出来ます。試合のスピーディーな動きも秀逸で、青峰の野性的プレイも素晴らしい動きで再現されていました。
さらに言えば、黒子のアニメ、サウンド面でもかなり秀逸でした。
見る人を高揚させる試合中のスリリングな音楽。ボールの跳ねる音や、ゴールのきしみを表すSE。キャラに見事にはまった声優の演技。どれもアニメならではの要素ですね。
声優について言えば、主役の黒子役の小野賢章さんはクールかつ心のある声を演じており好評を得ています。どれもアニメならではの要素ですね。
ちみみに主要キャラの声優のうち、三人の名字が小野さん。
黒子テツヤ → 小野賢章
火神大我 → 小野友樹
緑間真太郎 → 小野大輔
声優界に小野の名字多っ!!!
まあこうして連載初期と比べ物にならないほどの女子人気を獲得した「黒バス」。アニメイトのグッズコーナーにも、そして同人コーナーにも(!?)テニスの王子様に対抗するほどのアイテムが充実することになるのでした。【でんすけ】