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ジンベエ ワンピース

『ワンピース』は尾田栄一郎の漫画作品で、1997年から少年ジャンプにて長期連載されている人気漫画です。その売り上げは「国内単行本売り上げ史上最速1億冊突破」など、今世紀最初の大ヒット漫画と言っても良いでしょう。ワンピースには魅力あるキャラが沢山出てきます。今回はその愛すべきキャラクター達のキャラレビューを勝手にしちゃいましょう。※作品の感想はこちら

●ジンベエ キャラレビュー

ワンピースの中でも特に重要なキャラ、ジンベエ。元王下七武海であり、フィッシャータイガーのタイヨウの海賊団(魚人海賊団)の2代目船長。ジンベエザメの魚人で年齢は40代。血液型、F型。 「海侠のジンベエ」の名は登場前からそれとなく聞き覚えのある名前。登場したときはどこか懐かしささえ感じる存在でした。

仁義に熱く、冷静な頭脳を持ち、そしてとんでもなく強い。エースとの約束を優先し、自分の命さえも省みずルフィを助ける様は多くの読者の心に刻み込まれたのではないでしょうか。時には優しく、そして時にはきびしく叱るなど、ルフィにとっては師匠であり友達のような存在。そんなジンベエの活躍を見てこう思った読者も多いのでは。

「あれ、もしかしてジンベエが仲間になるのでは」

と。自分もそう思いました。しかし彼はなかなか仲間にならず大戦は終了。一味は修行の時に入ります。

2年後、ルフィとジンベエはついにリュウグウ王国で再開。共に新魚人海賊団と闘い、ホーディとの戦いで大量の血を失ったルフィに「わしの地を使え」と輸血に協力。そしてついにルフィに「おれの仲間になれよ」と言われることになります。このシーンは魚人島編で最も感動的なシーンの一つと言えるでしょう。その後、ジンベイは「現在の立場があり、その立場に仁義を通してすっきりさせ身軽になってから仲間なりたい」と言い、一旦はルフィの誘いを断ります。これは今は仲間になれないが、いずれなると言う事でしょう。魚人島の段階で一味に入るには強すぎたのかな。後にジンベエは「タイヨウの海賊団」を率い、ビックマム傘下にいることがわかります。彼はビックマムと決別してはじめて仲間になるのでしょうね。

さて、仮にジンベエが仲間になるとすると「今までで最高の初期能力」を持った仲間が麦わらの一味に加わることになります。ゾロも、サンジも強かったですよ、そりゃ。しかし元七武海が仲間になるなんて誰が想像したでしょう。しかも海にも強く、経験豊富で参謀的役割をも担うことも出来るジンベエ。これがRPGならば、相当終盤に手にする最強の武器にも近いでしょう。その時はいよいよ麦わら一味が「白ひげ海賊団」などの強力な海賊団への一歩を踏み出す時。白ひげ海賊団にもマルコやビスタなど強力なメンバーが多数いました。麦わらもそのような海賊団になる終盤、ジンベエが仲間になると言うことでしょうか。これからも目が離せない展開になってきたワンピース。ジンベエの活躍に期待するばかりです。【でんすけ】