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映画「GANTZ-PERFECT ANSWER-」 感想

映画「GANTZ PERFECT ANSWER」は4月23日公開の映画です。 監督は佐藤信介。出演は二宮和也、松山ケンイチ、吉高由里子 、本郷奏多、夏菜、山田孝之さんなどです。前作「GANTZ」の続編ということで、ラストが気になりますが果たしてその評価やいかに?!。今回は「GANTZ PERFECT ANSWER」について率直な感想を書いてみたいと思います。「映画「GANTZ PERFECT ANSWER」は前作「GANTZ」二部作の後編です。謎の球体ガンツに巻き込まれていく人々とその世界を描いています。
今回は、二宮和也と、松山ケンイチがぶつかり合う、アクションが見どころのひとつになっています。さらに、ガンツから命じられたミッションのターゲットに吉高由里子が選ばれてしまい、それぞれの気持の変化ももうひとつの見どころです。

原作をなぞりながらも、ラストはオリジナルのストーリーが用意されているので、原作ファンの評価も気になりますが、 まずは簡単なあらすじから書いてみたいと思います。 GANTZ(パート1)感想はこちら

■あらすじ
GANTZ(ガンツ)という謎の黒い球体に召還され、異形の「星人」と呼ばれる存在と戦わなければならなくなってしまった……。そして星人(敵)を殺さなければ脱出することはできないという理不尽な状況に追い込まれる玄野計と加藤勝。玄野は戦い続け、生き抜くことを選択し、加藤は暴力に支配された世界を嫌悪し、戦うことを否定する。そんな対立する2人を中心に、極限状態まで追い込まれた様々な人間たちの想いが交錯していく。いつ終わるかも分からない戦闘の中で、2人が下した選択とは…。

■率直な感想
まず一言。原作とはまったく別物と言うことが言えます。一部設定は踏襲していますが、オリジナルのストーリーをより割り切ってやった印象。パート1では原作にも気を使いつつ、オリジナルに方向が向いていたので、やや半端な感じがありました。
しかし、今回は「これは映画オリジナル作品だ」とざっくり割り切ったことで統一感があったのではないでしょうか。自分は前作を見て、次回作はこのように割り切るべきだと思っていたのでここは好印象。上映時間中に完全再現するのは無理があったのでしょう。しかし、原作にこだわりのある人には違和感のある仕上がりになっているので、その点は注意。かえって原作を読んでいない人の方が入りやすいかもしれません。

話のまとまりは「とりあえずまとまっている」といった印象。疑問の残るシーンもありましたが、自分は気になりませんでした。あまり深く考えず雰囲気で見るくらいの方がいいのかも。

戦闘シーンが前回より多いのが特徴ですが、戦闘シーン事態のインパクトは前回の方が上かなと。二宮クンは小柄で華奢なので、あまり戦闘シーン向きではない気もしました。松山ケンイチ共々二人のカッコよさは変わっていなかったです。ビジュアル的には女性の方が楽しめるかな。
しかし松ケンと二宮クンはどこか似てると思いませんか?あっさり顔が売りの演技派俳優。二人とも正統派とは言えないイケメンですが、二人を並べて見ると、もう一人対照的な濃いめの俳優さんも見たくなってしまいます。成宮君やツマブキ君、V6の岡田君など。日本独自のあっさり系人気を表している主演二人の映画…とは考えすぎかな(爆)【でんすけ】