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黒崎一心 キャラレビュー
『BLEACH(ブリーチ)』は、2001年から週刊少年ジャンプにて連載が開始されたコミックです。作者は久保帯人。アニメ化は勿論のこと、劇場版での上映もされるほどの人気作品。その他ゲームの発売、パラレル要素の単行本化、更にはミュージカルでの実演など、多岐に渡って市場を広げる驚異的人気で、魅力的キャラも多数登場します。今回はそんな「BLEACH(ブリーチ)」のキャラ達について、ぶっちゃけ感想を書いてみました。
※作品の感想はこちら
- 黒崎一心
- 一護のお父さん。自宅に黒崎医院を開業し、三人の子供を養っている。かつては死神だった。
- 性格:いくらか鬱陶しい言動が目立つ。暑苦しいまでに元気だが、家族思いで優しい心の持主。いざと言うときには頼れる。
- 容姿:大柄でヒゲ。チンピラのような派手なシャツをよく着ている。パッと見は近寄りたくないオジサンだが、キリッとしている時はなかなかの男前。
- アニメ版声優:森川智之
- 名言:「しっかり生きて、しっかり食って、しっかりハゲて、そんで俺より後に死ね。そんでできれば、笑って死ね」(←泣いちゃいます)
●キャラレビュー
初黒崎医院の院長さん。一護と、双子の娘のお父さんです。家族が何よりも大切で、二人の娘は超が付くほど大好きだと断言できます。一護については割かし放任主義なようですが、勿論しっかりと見守っています。ふとした瞬間にサラッとかけてくれる言葉や、表に出さずともその眼差しに現れる温かさは、息子を陰ながら支える父の姿と言えるのでしょう。しかしやはり、鬱陶しい。元々の明るい性格に加え、スキンシップと愛情表現に過剰なところがあります。そのせいで娘達にはウザがられ、激しくちょっかいを掛ける息子とはバトルが勃発し…。元気なおじさんは常に全力です。
……なんて思っていたら…。お父さん、まさかの死神でした…!二十年前まで死神を務めていた彼は、藍染と敵対した際に復帰します。しかもかなりの強さです。斬魄刀の名は「炎月」。一護と同じ、「月牙天衝」が持ち技のようです。この辺りはさすが親子といった感じでしょうか。ちなみに私的には、一心の死覇装が妙にしっくりきてしまいます。渋さが加算されてカッコイイですね。ですがいきなり死神設定をブチ込まれた読者としては、どうにも「ん……?」な感情が拭えません。物語の最初ではホロウ相手にボロ負けしていましたし、その時はまだ死神の力が戻っていなかったからだとしても、現世のあの体は義骸なのかという疑問が残りますし。多くを語らないキャラクターは謎が多いようです。まだまだ目が離せません。【わこ】