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井上織姫 キャラレビュー

『BLEACH(ブリーチ)』は、2001年から週刊少年ジャンプにて連載が開始されたコミックです。作者は久保帯人。アニメ化は勿論のこと、劇場版での上映もされるほどの人気作品。その他ゲームの発売、パラレル要素の単行本化、更にはミュージカルでの実演など、多岐に渡って市場を広げる驚異的人気で、魅力的キャラも多数登場します。今回はそんな「BLEACH(ブリーチ)」のキャラ達について、ぶっちゃけ感想を書いてみました。
※作品の感想はこちら

  • 井上織姫
  • 作品のヒロイン的存在。 アイドル顔負けの可愛い女の子。
  • 一護の同級生戦。意外と強い。
  • 性格:百パーセントど天然。いつも明るくて元気がいい。意志の強いコ
  • 容姿:オレンジに近い明るめの茶髪は腰の位置まで届く。非常にスタイルが良く、コン曰く、特盛り。
  • アニメ版声優:松岡由紀
  • 名言:「人生が五回くらいあったら五回とも同じ人を好きになる」(中略。好きな人だけはいつでも同じでありたい、という一途さの表れ)

●キャラレビュー

「井上織姫」は『BLEACH』に登場するキャラクターのうち、最も女の子らしく最も天然な人物です。常に笑顔で、悩んでいても人前では笑顔を見せます。気持ちが一直線なタイプであるため、意志は強く努力家な部分も多くあります。一護には好意を寄せていて、コンに体を乗っ取られた彼を直感的に違う人だと見抜きました。

フワフワしているのに意外と侮れない、良い意味で危険なキャラクターですね。しかし天然に行き過ぎたところが見受けられるためか、読者からの好き嫌いは真っ二つに分かれているようです。計算も策略もなく、思うまま自由気ままに真の天然を貫く彼女には、私的には楽しませてもらっていますが。ルキアとは対照的なヒロインですね。

そんな織姫ではありますが、たった一人の家族であった兄を亡くしたという、悲しい過去を持っています。部屋に飾ってある遺影に向かって、笑顔で語りかける彼女は見ていて切ないです。しかしそこは、天然の中の天然。兄の死後、親戚の援助の下で一人暮らしをしている彼女ですが、料理の腕は天才的に奇抜というオチも忘れずに付けてくれます。

戦闘要員としては、非常にまれな能力の持ち主。兄に貰ったヘアピンを介して六体の精霊を呼び出す技は、フルブリングの一種と言えます。それぞれの精霊は盾を作り出してあらゆる事物を「拒絶」し、防御や攻撃や治癒などを行います。これらを総称して「盾舜六花」と言いますが、可愛らしい名前の割に馬鹿にはできません。弱い自分に落ち込んでも、そこで終わりにせず強くなろうとするのが織姫です。しかし性格的にはかなり優しく情に深いので、彼女にとっての戦いは人一倍辛いものだったかもしれません。しかしそれでも戦いを選ぶ織姫は、強い心の持ち主なのだろうと思います。【わこ】