menu

センリツ

HUNTER × HUNTERは『週刊少年ジャンプ』(集英社)誌上において連載されている人気漫画。1998年(平成10年)14号から、いくつもの休載をへて長期連載されています。作者は幽遊白書、レベルEなどで知られる富樫義博。2度にわたるアニメ化、OVA化もしており、根強いファンを獲得しています。今回はそんなHUNTER × HUNTERについて、超個人的レビューを書きたいと思います。
※作品の感想はこちら

  • センリツ
  • 初登場時は年齢19歳
  • 第一期のアニメ版 郷田ほづみ 第二期のアニメ版 藤原啓治
  • 必殺技 物を壊すことで離れた位置に拳を飛ばすことができる 強化系の能力者?
  • 黒の背広と上下のサングラスがトレードマーク
  • 名言「ダチと同じ病気の子供を治して"金なんかいらねェ" ってそのコの親に言ってやるのがオレの夢だった」

●キャラレビュー

クラピカの仕事仲間。HUNTER X HUNTERに登場する数少ない常識人。クラピカの良き理解者でもあり、幻影旅団を追うときにもクラピカの手助けしてくれました。戦闘はあまり得意ではなさそうですが、仲間をリラックスさせる効果がある音楽を演奏して、我を忘れたクラピカを落ち着かせたり、どんな小さな音でも聞き逃さない地獄耳だったりと、主に情報収集に秀でた念能力を備えているといえます。具体的な念能力などはあまり明らかになっていませんが、センリツの有能性は個人主義のクラピカが頼るほどですから、かなりのものです。
キルアが旅団の見張りの役目を引き受けたとき、相手に見つからないで見張れるようにクラピカがセンリツに助けを求めます。その能力は高くてなんと100m先の旅団の足音を聞き分けています。この能力を駆使すれば、まず敵に見つからず、相手を探ることが出来そうです。またパグノダが偽証しているかどうかもわかると言った言葉通り、嘘を見破る能力も所持しています。戦闘面ではなく、こうした後方支援も出来る味方の存在はかなり貴重ではないでしょうか。冷静な判断力も彼女の株を上げています。念能力はついつい戦闘強化の方に注意が向けられますが、 実際、旅団のメンバーの一人であるシャルナークが述べている通り、戦闘能力は代わりがきくが、こうした情報収集、後方支援系の特殊な念能力は補充がしにくい。まさにセンリツの念能力は貴重な物だといえます。

第一期アニメ版の声は、ちびまる子ちゃんのさくらももこ役で有名なTARAKOさんがセンリツの声を担当したことでも話題になりました。 実際、まる子の声と違って、とても落ち着いた声だったため、センリツの人気が高まったようです。ネオンのボディーガードに雇われた他のプロハンターは旅団に殺されたりしていましたが、センリツは生きのこっており、今後、クラピカが登場する時には、何かしら活躍してくれることを期待します。どこか悟ったようなその姿は神様のようですね(笑)物語の中だけではなく、ファンからも一目置かれている存在でしょう。【さがら】