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ココ キャラレビュー

「トリコ」とは現在週刊少年ジャンプにて連載されている人気漫画。「世紀末リーダー伝たけし！」でも有名な島袋光年が著者であり、2008年から連載を開始。「美食と戦い」と言う独自のテーマで、単行本売上累積1000万部を超える大ヒット漫画となりました。また、アニメ化もされており、大人から子供まで高い人気を見せています。今回はそんなトリコについて、超個人的キャラレビューを書いてみたいと思います。 ※作品の感想はこちら

  • ココ
  • 美食屋兼凄腕の占い師
  • 美食四天王の一人
  • 特技：赤外線や紫外線などあらゆる電磁波を視認することができる超視覚
  • 必殺技：体内で生成した毒を使った技
  • 性格：思慮深く、四天王の中では唯一常識的なキャラ
  • アニメでの声優：櫻井孝宏
  • 名言「言ったはずだ。　食い合わせが悪いとな」

●キャラレビュー

ココは物語の序盤から登場してきたトリコの中でも主要な人物です。圧倒的な視覚を持つことによって相手が発している電磁波を読み取り、占いをしたり死相を見たりすることができる驚異の男です。また、５００種類以上もの毒の抗体をもち、自らも体内で毒を作り出し、その毒を用いて戦闘を行います。

登場時には美食稼業を休業して占いメインの生活を送っていましたが、トリコと小松の冒険に同行したことをきっかけに美食探求の情熱を取り戻して、トリコ達と共に冒険したり、サポートをするようになっていきます。そんなココは腕力などよりも、超視覚や毒を活かしたサポート的な役割をよくしています。トリコの中で登場するキャラクターのなかでも最も常識的なキャラであるので、貴重な存在です。ルックス的にも女性受けしなさそうな漫画「トリコ」の中でも比較的イケメンキャラ。他の漫画だともう少し美しく描かれそうですが、そこはトリコ、安定の線の太さ（笑）

それにしても、「毒キャラ」は他の漫画にも出てくることがありますが、大体まがまがしい存在であったり、いやな敵キャラであることが多い気がします。しかしそんな「毒キャラ」には珍しいことにココはイケメンかつ非常に物腰やわらかな優男風な男として描かれています。個人的にはこのギャップがココの魅力となっている気がします。猪突猛進に食材に突き進むトリコと対照的に、クールに分析をして決して動じたりすることのないココ。そんな四天王の中でもただ強いだけでなくしっかり描き分けができているところが、登場時から魅力的なキャラとなれた理由だと思います。クールでいつも冷静な毒人間。なかなか他にいない存在だと思いませんか（爆） 【たいら】