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黒子のバスケ延長戦を展開

週間少年ジャンプ本誌で最終回を迎えた黒子のバスケ。しかしいきなりの最終回に多くのファンが驚き、復活を望みました。それを受けてか、もともとの予定だったのかはわかりませんが、続編、「黒子のバスケEXTRAGAME‎(エクストラゲーム)」がジャンプNEXTで連載開始。単行本では前編・後編と2冊にわけて発行。言わば延長戦とも言える内容なのですが、どんな内容か見て見ましょう。

●黒子のバスケとは

黒子のバスケは週刊少年ジャンプで連載されている人気スポーツマンガです。その特徴は超絶的な必殺技が飛び出すこと。ジャンプの伝説的スポーツマンガ「キャプテン翼」や、ヒット作「テニスの王子様」のような人間ばなれした技が飛び出します。また美形のキャラクターたちは多くの女性ファンを獲得し、中でもキセキの世代と呼ばれる主役級5人の人気は絶大でした。

●黒子のバスケEXTRAGAME‎(エクストラゲーム)

黒子のバスケEXTRAGAME‎(エクストラゲーム)は本編最終回以降の話。アメリカ代表Jabberwock(ジャバウォック)と日本代表VORPAL SWORDS(ヴォーバルソーズ)の対決がメインで描かれます。日本代表は以前Jabberwock(ジャバウォック)に大差で負けており、そのリベンジを果たすべく集まったのがキセキの世代+火神を中心とした日本チームVORPAL SWORDS(ヴォーバルソーズ)。なんだか横文字が続いてわかりずらいですね…。

試合は圧倒的なJabberwockにやや押される日本チームという構図で展開しますが、単行本二冊分と言う短い内容ながらも彼らへの試練、そして成長が描かれています。

圧倒的な壁→自己の覚醒→勝利と言うジャンプ黄金方式の展開で結局は勝利するのですが、短いながらも個人の見せ場をどう用意しようかと言う作者の苦悩も描かれていた気がします。アメリカ側は全員レベルが高い設定になっていますが、目だって強かったのはシルバーとナッシュ。この圧倒的な二人に対しついにキセキの世代の全力が見られる!という点が今作の一番の醍醐味でしょう。

個人的には中盤の黄瀬の活躍が印象に残りました。あの最強軍団Jabberwockを相手に、一時は「今この瞬間だけはコート上の選手で最強は黄瀬だ」と言われるほどのインパクトを残した彼。そして後半はあえなく退場と言う彼。この大げさなまでのパフォーマンス能力とあっさり退場の構図がなんともはかなくて良いですね。そして主人公でいながらあまり目立っていない黒子はまあ「らしい」からいいとして、ほぼ主役のごとく心の中の描写が描かれる赤司にも注目です。最後にかけての二重人格統一の展開は「なんの漫画だっけ」と言いたくなるほど(笑)。

最終回後の最後のお祭り的なEXTRAGAMEですが、単行本で作者が印象的なコメントを。以下全文。

「延長戦までお付き合いいただきありがとうございました!これで本当に終わりです!と描き切った気持ち全開で言うつもりだったんですが…むしろ書きたい話は増えてしまいました。だからひとまずここで、というカンジで。またいつか。」

うーむ。こりゃナルトのごとく定期的な続編がありそうだぞ。これだけでもファンからしたら嬉しいのではないでしょうか。【でんすけ】