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黒子のバスケ 実渕玲央

黒子のバスケは少年ジャンプで連載されている人気スポーツマンガです（作者、藤巻忠俊）。主人公「黒子」は影の薄い脇役タイプと言うこれまでに無かった切り口で、ライバルキャラと共に多くの人気キャラが登場します。古くはスラムダンクでヒットしたバスケマンガ界ですが、その後、バスケマンガはなかなかヒットに恵まれませんでした。久々にヒットの期待のかかる「黒子のバスケ」、魅力的なキャラを取り上げてみましょう。

  • 実渕玲央
  • 無冠の五将の一人 通名「夜叉」オカマキャラ
  • 性格： ひねくれ者でやや世話やき
  • 名言 : ごめんなさいね うるさいのは苦手なの ちょっと静かにしてもらおうかしら
  • アニメでの声優 ： 羽多野渉

●キャラレビュー

黒子のバスケの中で、奇跡の世代の対抗できる存在として無冠の五将（無冠の逸材）と呼ばれる選手達がいます。誠凛の「木吉鉄平」以外にはあと4人いますが、そのうち3人が何と洛山高校にいます。今回はその3人のうちの一人、実渕玲央（みぶちれお）についてです。

シューティングガードとしては大柄の188ｃｍ。その言動からオカマキャラだと思われます。赤司のことを「征ちゃん」と親しげに呼び、人懐っこい性格のご様子。現在わかっている時点での実力は3ポイントシュートが強力と言うこと。さらにファウルをもらいながら3Pを決める驚愕の「4点プレイ」も得意と言うことでかなりの曲者であることは間違い無いでしょう。

その美しいシュートのフォームは見る者を魅了し、日向も目標にして練習したといいます。別名「夜叉」と呼ばれる実渕には三つのシュートが存在します。

一つ目は相手をかわしつつ決めるシュート「天」。
二つ目は相手に当たりながら決めるシュート「地」。
そして三つ目は相手に何もさせずに決めるシュート「虚空」。

なんともアニメ的な名称ですが、この「虚空」が登場した時には日向も何も出来ず見守るしかありませんでした。その後、シューターとしての格付けは実渕に一旦軍配があがり、日向の士気をもぎ取ってしまいます。その後覚醒した日向によって逆に実渕は翻弄され、最後には誠凛に敗れてしまいますが、彼は最後まで試合のキーとなるような発言や活躍をしてくれました。常に誠凛のメンバーの動向を冷静に見る姿が印象的で、実は一番洛山で良いプレイヤーは彼なんじゃないかと思うほど。

オカマじゃなかったら女性ファンから人気が出そうな実渕ですが、オカマキャラは良い意味でムードメーカーになっており、洛山戦を大いに盛り上げてくれました。【でんすけ】 (無冠の五将へのリンクはこちら)