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黒子のバスケ 無冠の五将
黒子のバスケはジャンプで連載されている人気スポーツマンガです(作者、藤巻忠俊)。主人公「黒子」は影の薄い脇役タイプと言うこれまでに無かった切り口で、ライバルキャラと共に多くの人気キャラが登場します。古くはスラムダンクでヒットしたバスケマンガ界ですが、その後、バスケマンガはなかなかヒットに恵まれませんでした。久々にヒットの期待のかかる「黒子のバスケ」、魅力的なキャラを取り上げてみましょう。
●無冠の五将とはなんぞや!?
黒子のバスケの中で、奇跡の世代の対抗できる存在として無冠の五将(無冠の逸材)と呼ばれる選手達がいます。最初に判明したのは「木吉鉄平」そして「花宮真」。
彼らはかつて中学バスケ界で最強と言われた「キセキの世代」の1つ上の代の選手達。その世代の中で最強だった5人が「無冠の五将」と呼ばれています。実力がありながらもキセキの世代の影にうもれていたため、「無冠」なのでしょう。最初に登場したときは無冠の逸材と言う呼び名でした。途中から無冠の五将と呼ばれるようになり、物語が進むにつれ、徐々にその実力が明らかになっていきました。
そもそもキセキの世代は大分超人離れした実力の持ち主でした。青峰、緑間、黄瀬などのプレーは、どれも現実に真似できるプレーではありません。彼らと同様に無冠の五将達からも人間離れしたプレーが飛び出します(手がでかい、ドリブルが強いなどちょっと地味ですが…)。
無冠の五将は全員で五人いますが、一人は誠凛の木吉。そしてもう一人はそのライバル、霧崎第一の花宮。そして驚きなのは残り三人がすべて洛山高校にいます。洛山と言えばキセキの世代のリーダー、赤司がいる全国で一番強いと言われるチーム。いかに洛山が最強かがわかる設定ですね。
ぶっちゃけて言うと…
言わばキセキの世代の対抗馬として登場させたであろうこの無冠の五将ですが、木吉、花宮まではその雰囲気がありました。しかし、残り3人がすべて洛山と言われるとちょっとやっつけな気も…。しまいにゃ赤司さんに「五将と言えど今の(緑間)真太郎を止めるのは難しいだろう」と言われる始末。おいおい、対抗馬じゃなかったのか!?ww
とは言え、帝光中学校編(過去編)で、紫原に「あの5人はすごかった」の様な評され方をしていることからも、世間的な評価は高かったんでしょう。
今回はその無冠の五将をキャラ別解説してみたいと思います。